最近の山歩き



鈴北岳 すずきただけ (1182m) 三重県(鞍掛トンネル)・滋賀県
鈴ヶ岳 すずがだけ (1130m) 滋賀県
99.4.16 晴     単独

鞍掛トンネル
登山口・鞍掛トンネル

 三重県側、鞍掛トンネル直前の右側に広い駐車スペースがあり、そこが登山口になっている。
 標識に従い、ひたすら坂道を登ること20分、トンネルの上にある「鞍掛峠」に着く。ここは三国岳との分岐になっている。
 鈴北岳には左に進む。最初は雑木林の中を行くが尾根道のようで歩きやすい。山頂に近づくと笹道となるが、広く刈り込まれており道幅も4mほどになる。

 鈴鹿で一番高い山は御池岳(丸山)であるが、その北西方向のすぐ隣にあるのが鈴北岳である。「山高きがゆえに・・・」ではあるまいが、御池の山頂は見晴しが悪いが、鈴北岳は周囲がよく見渡せて気持ちが良い。

鈴北山頂
鈴北岳山頂

 この辺りは数年前に火事があり、深い笹ヤブや木々がすっかり燃えてなくなってしまい、すごく見晴しのいい風景に変身してしまった。

 焼ける前は、背丈を越える笹薮で被い尽くされており、日本庭園と地図にあるものの、何処が日本庭園なのかよく分からない状態だった。

 鈴北岳から右方向に行けば、鈴ヶ岳であるが、まずは日本庭園や丸池辺りを散策する。

 この辺りは石灰岩のカルスト地形で、鈴北岳のすぐ前にも白い岩塊が地表に迫り出している。背景とよくマッチし、まさに自然が作りだした日本庭園である。

カレンフェルト
鈴北岳のカレンフェルト
 どこかの高原にでもいるような気分を味わいながら、鈴北岳に戻り、鈴ヶ岳に向かう。

 最初数10mは笹が刈り取られて、道幅も広いが、すぐ一人通れるだけの道となり、背丈を越える笹をかき分けながらの歩きとなる。

 ちょっとしたピークを越え、薮ゴギに少々ウンザリした頃、視界がひらけ潅木が生茂り周りは苔むした石灰岩質の岩が点在する所に出る。

 この辺りは、フクジュソウが密集しており、フクジュソウが満開で黄色い花でいっぱい。

 花が見当たらなくなると、やや急な下り道が続く。この道は滋賀県側の御池谷からの道で、途中に鈴ヶ岳への分岐がある。

鈴ヶ岳山頂
鈴ヶ岳山頂
 分岐点から下った分だけまた登らなければならないが、これがまた谷沿いの、ほとんど直登の急斜面。おまけに左右は背丈以上の笹。

 左右に笹をかき分けながらの急登は疲れる。笹がなくなった頃には、やはりカタクリやフクジュソウがあるが、数は少ないようだ。

 笹がなくなれば、今度は潅木をかき分けながらの歩きで、あまり愉しくない。山頂も、まだ木々が葉を落としているので、少しは遠望がきくが、見通しは良くない。

 御池や鈴北岳なら、また来よう、という気になるが、この山はそんな気分にはなれなかった。
 コース設定が悪かったようで、滋賀県側から御池谷を登り、先に鈴ヶ岳に登ってから鈴北に登れば、また印象も違ったのではないかと思う。


 車道順は、前回の鍋尻山と同じで、木曽三川経由で306号に入り、関ヶ原方面に向かう。黄金大橋の手前の信号を左折して、鞍掛トンネルの手前右側の広場に駐車。