最近の山歩き



寧比曽岳 ねびそだけ (1121m) 愛知県(足助町)
99.9.10 晴     単独

旧伊勢神トンネル
旧伊勢神トンネル
 今年の夏は一度も山に出かけることがなかった。体調の方は良いので、ヤキモキしていましたが、いろいろと用が入ってしまいどうにもなりません。
 久しぶりの山歩きなので、余り遠出せず、今回は足慣らしのつもりです。

 香嵐渓で有名な足助の町並みを過ぎた辺りで国道153号と分岐し、「愛知いこいの村」と標識の方へ県道33号を進む。道なりに行けば大多賀峠に出る。ここが寧比曽岳の登山口になる。

 しかし、ここから山頂までは1時間とかからないので、いくら足慣らしといっても少々物足りない。

 以前登った時も、隣の筈ヶ岳と、近くの岩岳・段戸山にも足を伸した記憶がある。それで、今回は伊勢神トンネルまでの東海自然歩道も併せて歩いてきた。

 少々変則的な歩きになってしまったが、通しで歩くなら、国道153号をそのまま伊勢神トンネルの所まで行き、そこから「いこいの村」方面へ分岐し、旧伊勢神トンネルの手前まで車で行くほうがいい。旧伊勢神トンネルは一車線しかなく、トンネル内でのすれ違いは出来ない。

 このトンネルの手前に東海自然歩道に入る標識が出ているので見落とすことはない。ここからトンネル上の伊勢神峠までは、軽自動車なら通れそうな鋪装された道をジクザクに登っていく。峠には馬頭観音などが祀られ、古の三州街道と呼ばれた頃の難所だったそうです。

湿原遊歩道
伊勢神湿原の木道
 ここから大多賀峠までは、なだらかな登り下りを繰り返しながらの、歩きやすい道である。このコースは、自然歩道に付き物の、土止めを兼ねた階段がほとんどない。

 途中「いこいの村」を通過するが、ここはスポーツ施設などあるリゾート地のようだ。この辺りに、伊勢神湿原があり、無闇に入り込まないよう遊歩道のような木道が設けられている。
 シーズンオフなのか、伊勢神峠から大多賀峠まで、人陰は全くない。

 大多賀峠から、いよいよ寧比曽岳への登りとなるが、いきなり鉄ハシゴを登り、続いて急な木製の階段を登ることになる。階段を過ぎると、快適な尾根歩きとなる。両側は植樹林で晴ていても日はほとんど差し込まない。お陰で、この時期でも余り暑さを感じることなく歩ける。

寧比曽岳
寧比曽岳山頂
 途中、もう一度、急な階段を登ることになるが、あとは緩やかな登りである。山頂には東屋や休憩用のテープルなど設置されている。展望はあまりよくない。

 山頂で数組のハイカーに遇うが、ここでは単独行が多い。ここから一時間ほどで西隣の筈ヶ岳に行けば、そこからは町並みが眼下に見られる。

 一度下ってから、やや急勾配を登ることになるが、脚と時間に余裕があれば寄ってみるといい。

 寧比曽岳が目的なら大多賀峠からが近いが、いきなり急な登りとなるので、ウォーミングアップを兼ねて、伊勢神湿原のある「いこいの村」、または伊勢神トンネル辺りから歩くのがよさそうだ。

 伊勢神峠から大多賀峠の自然歩道は、アプローチとしても、中々捨てがたい魅力がある。


グリーンロード経由で153号を足助の町を通過。「いこいの村」方面に進む。あるいは、153号を伊勢神トンネルまで行き、ここから「いこいの村」方面に分岐し、旧道の旧伊勢神トンネルまで、または「いこいの村」まで。