最近の山歩き




冷川岳 ひえかわだけ (1050m)  三重県藤原町(コグルミ谷)
2010-05-28 晴     単独

GoogleMapによる駐車地点
場 所 北 緯 東 経
駐車場 35°11′43″ 136°25′42″
冷川岳頂上 35°10′37″ 136°26′02″
データは世界測地系(WGS84)です


地図
登山コース

写真タイトル
長名水の水場
土倉岳に行くつもりで出かけました。土倉岳方面は三度目で、最初は山頂を踏めず私にとって秘境のようなコースでした。二度目に少し(精神的に)余裕で山頂まで行くことが出来た。そして今回は・・・

コグルミ谷も集中豪雨の影響を受け、登山道が少し変わってしまった。昨年、御池・鈴北に登った時、長命水の水場がなくなっているようなことを書いたが、水場はあった。

ただ、登りだとコース取りが変わっていて水場を通らずに行ってしまう。下りは以前の道が残っているので長命水の前に出るようだ。

今日は先週と違って防寒具を着ていないと寒い。カタクリ峠に出ると、下から吹き上げる風で更に体感温度が下がる。峠に出るまでのコグルミ谷は足場の悪い急な道が続くが、峠からは緩やかなアップダウンの尾根道で快適である。

ほとんど高低差のない尾根を道なりに進んでいくと冷川岳に着くが、標識が出てなければ通り過ぎてしまうような所。冷川岳を少し下ると白瀬峠(白船峠)の分岐に出る。

分岐を右に真の谷に下る。前に来たときは、急な尾根をジクザグに付けられた道を下り、ほぼ直線的に真の谷に出た記憶があるので、行ってみたのだが道らしきものが見あたらず、だんだん急な下りになってきて歩き辛くなってきた。

写真タイトル
冷川岳
あちこち道を探してみたものの分からず時間ばかりが過ぎていく。急な斜面を峠に戻る気にもなれず、斜面を巻くようにもう一つの真の谷への道に出ることにした。こちらの方が正規の道のようで、峠から少し下がった所に標識が出ているが、道が予定地点よりドンドン離れていくので、直下する道を選んだのだが、ここも豪雨の影響で道が消えてしまったのか定かではない。

とにかくハッキリした道に出たので道なりに下っていったら水の流れる真の谷に出た。ここから谷川に沿って下っていく。周辺はバイケイソウの大群落である。谷は倒木でふさがれている所も数カ所ある。

やがて水の流れがなくなり覆水になった頃、倒木に白船峠への標識が出ていた。以前はここに直接下ってきたのである。標識があるということは道があるはずなので見落としたのかもしれない。

覆水の谷をさらに下って分岐の所に着く。河倉峠は廃道化という張り紙や目印のリボン、それに谷にある大きな岩には新しいペンキの印が付いていたが、岩の印は消えかけていたし、分岐の張り紙や目印はなくなっていた。

ここからは踏み跡程度の道が急斜面に沿って付いているが以前より悪くなっている。最初のガレ場を過ぎてからは踏み跡は乱れ分からなくなってしまった。ほぼ斜面に平行に進んでいくが途中で上か下に少し移動しなければならない場面があるが、そのとき上に行くか下に行くかで、その先のコース取りが難しくなり、私の筋力では上がれなくなってしまうことが度々あった。

何度も立ち止まり、どのように進んでいいのか考え込んでしまい中々前に進めない。急斜面からずり落ちないよう這うように進んでいったら、足下が大きく崩れ谷になっている所に出た。

前は不安定な急斜面のガレ場で注意しながら越えた所だと思うが、そのガレ石がスッカリ流され深い谷になっている。

人が降りているような形跡があるが、反対側の斜面は急峻で直接取り付くことは難しそうに見えた。白船峠からの下りで道を探したり遠回りしたり、真の谷分岐からの道なき道で難渋したりして思わぬ時間がかかってしまった。

道を探してこのまま行っても体力的に帰りが辛いと弱気になり引き返すことにした。初めて土倉岳に行った時も山頂を踏めなかったが、足腰が弱り体力も落ちた私にとって、このコースは難しい。しかし、何か惹かれるものがあり、再度挑戦したい山の一つである。

帰りは真の谷の白船峠への標識が出ていた所から登れば時間短縮になるだろうが、急斜面を登る気力は失せているし、もし本当に道がなくなっていたら余計に時間がかかると言い訳しながら元の道を戻ることにした。

重い足を引きずりながら駐車場に戻ったのは四時過ぎだった。出発が遅いせいもあるが、あのまま無理して土倉岳を目指していたら、下山は暗くなっていたかもしれない。コグルミ谷は足場が悪いので暗くなると危険である。まあ妥当な選択だと思っている。

土倉岳のはずが、名のあるピークは冷川岳ということになってしまいました。



木曽三川経由で306号に入り北上。黄金大橋の信号を左折し鞍掛峠方面に向かう。コグルミ谷登山口の少し手前に車を停められるスペースあり。