銚子ヶ峰 ちょうしがみね (1810m) 岐阜県白鳥町(石徹白) 2009-09-20 快晴 単独
登山口から420段の石段を上がると樹齢1800年以上といわれる「石徹白大スギ」の巨大な古木の前に出る。ここから細い山道に入る。道は急になったり穏やかになったりして変化があるので退屈しない。 登山口から1Km、2Kmの標識を過ぎると「おたけり坂」と標識の出ている急斜面に出る。急といっても岩石が階段のようになっているので、手をつくこともなく登れるし距離も長くない。
ここを過ぎると避難小屋に着く。小屋はトイレもあり新しく建て替えられていた。小屋の前にあるベンチで小休止して先に進むことにする。この山も2000年6月に一度訪れているが、その時は予想外の積雪があり滑り止めを持っていかなかった。尾根に出ると凍結していて滑り落ちないよう怖々歩いた記憶が残っている。
途中の尾根からも展望は良い、眼前に銚子ヶ峰があるが、その向こうに堂々たる別山があり、冴えないピークにしか見えない。 しかし銚子ヶ峰に着くと、そこは360度の大展望が待っている。晴れて空気も澄んでいるようで御岳や恵那山、先週の荒島岳などよく見える。立派な山名を記した方位盤も設置してあるので私にも同定できる。 眼前には別山から三の峰に続く道がハッキリ見えて、すぐ行けそうな錯覚を起こす。以前来た時は山中で誰も会うことはなかったが、今日は途中で下山してくる人たちに何度も会ったし、山頂にも何組か登山者が寛いでいた。 しばらく山頂で休憩し展望を楽しんでいる間も次々と登ってくる人たちがいる。京都から来たという人もいた。何かに紹介されたのか銚子ヶ峰は静かな山歩きではなくなったようだ。 白鳥インターから156号を北上し、石徹白方面に分岐。和泉からの道を右折して、白山中居神社の正面に出る。左に入ると舗装林道となり東屋・トイレなどある駐車場に出る。 |