最近の山歩き




伊勢山上 いせさんじょう (380m) 三重県松阪市(飯福田寺)
2008-04-27 晴     4名

GoogleMapによる駐車地点
場 所 北 緯 東 経
山門前の駐車場 34°33′33″ 136°24′08″
大天井山頂上 35°12′10″ 136°24′37″
データは世界測地系(WGS84)です


地図
登山コース

写真タイトル
駐車場の仁王門
いつもと趣きの変わった所に行ってきました。ガイドブック「三重県の山」にも載っているが、伊勢山上という山があるわけでなく、この辺り一帯を称しているようです。

ここは修験者の行場でコース全体に巨岩・奇岩が点在しており、普通の山歩きならそれらを眺めながら巻き道を歩くことになるのだが、ここは岩盤を乗り越えて行くのがメインコースとなっている。

仁王門の前に車を停め舗装路を少し行くと、左手に階段があり上がったところにお堂があるが、ここが登山口になっている。階段の脇には入山料200円を後ろに見える飯福田寺に納めるようにとある。

登山口からよく踏まれた急な斜面を登っていくと、直ぐに「油こぼし」という岩壁に出る。高さは10mほどあり垂直に登る鎖と、やや斜めに登れる二本の鎖が架かっている。

ここを登ると「行者尊」とある馬の背のような岩盤を歩く。横は切れ落ちて下が見えない所もある。小さな仏像が祀ってある「小天井」320m地点を通過。

尾根道をアップダウンして最高点の「大天井」に出るが展望はない。次に「亀岩」とある大きな瘤状のデコボコした岩場を通過する。少し下り道になり今度は「鞍掛岩」に出る。

ここは急で手すりも鎖もなく様子を見に一人登ったが、ピーク先の下りがよく分からず、かなり怖いという。私は迷わず迂回路を取ることにしたが、足腰のしっかりした人ならスリルを味わうことができ、コース最大のヤマ場でもある。

写真タイトル
蟻の戸渡り
鞍掛岩の反対側は「蟻の戸渡り」という、やはりヤセ尾根のような急な下りになっていて、私はただ見ているだけ。

その後も「飛石」や「平等岩」といった岩場を通って下り、長い石段を下りると周遊して登山口に戻る。

入山料を払うため飯福田寺に寄り、裏行場といわれる場所など訊く。ガイドブックには周遊できるコースになっているが、「獅子ヶ鼻」の岩場の先は崩壊していて通れないので引き返すようにということだった。

まだ早いけど,軽く食事をとってから裏行場に向かう。道路取り付きから、いきなり「油こぼし」の岩壁。ここも鎖による登り。一般の登山道なら迂回路だが修行道ということで、わざと困難なコースになっている。

ここを過ぎれば小さな仏像や祠など建っている普通の信仰の山道になる。最後に岩場の登りが続き「獅子ヶ鼻」の巨大な岩盤に出る。コースは岩場を右から巻き込むように進むようだが崩れて通れないないようだ。元に引き返す。

いずれも岩場の連続でスリルもあり変化のあるコースなのだが、登りはいいが下りの岩場がある所は迂回した。普通の下りでもちょっとした段差でガクッと膝が折れてしまうような状態なので、怖くて急な岩場の下りなど想像しただけでも脚がすくんでしまう。 そんなわけでコースが短いこともあり何か物足りなさを感じた。 危険な岩場には迂回路がある。しかし迂回路ばかりではつまらないミニコースとなってしまう。この山は評価が分かれると思うが、スリルを味わいたい人には魅力あるコースである。



伊勢自動車道・松阪ICを出て信号右折。伊勢山上の案内板が出ているが、堀坂峠方面に入る。
峠を越えると伊勢山上の標識が出ている分岐で左に。標識に従って進めば駐車スペースのある山門前に出る。