最近の山歩き




前黒法師岳 まえくろほうしだけ (1943m) 静岡県川根本町(寸又峡温泉)
2006-06-02 曇     単独

場 所 北 緯 東 経
温泉街の駐車場 35°10′20″ 138°07′18″
前黒法師岳頂上 35°11′03″ 138°04′23″
オレンジ色は地図による概算値
GPSによる位置データ

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(地図画面で縮尺変更可能)

駐車地点中心地図表示
地図中央十字印が駐車地点(実質登山口





地図
登山コース

写真タイトル
登山口寸又峡温泉
黒法師岳前黒法師山と登り前黒法師岳が残っていたが、遠いのでなかなかチャンスがありませんでした。

山行きも一ヶ月以上あいてしまった。近くの低山で足慣らしをしてからと思ったが、行けそうな日を逃すと何時になるか分からないので、思いきって前夜から出かけることにしました。

登山口になる寸又峡温泉、一度も行ったことがないし道順もよく分からない。道路地図から名神相良牧ノ原ICから473号362号と進めば良さそうなので、そのコースで何とか寸又峡温泉にたどり着きました。

hiroサンに温泉の駐車場情報を教えて頂いたのですが、自分のイメージしていた状況とは違っていて、温泉街をどんどん一番奥まで入ってしまいました。バス停のある左側に線引きされた駐車場があったので、そこに停め仮眠することにした。(後で近くの売店の人に聞いたら無料でした)

駐車場の直ぐ前に沢口山への標識が出ている。その右手にある朝日岳・前黒法師岳の案内標識が出ている舗装路を進む。天子のトンネルを過ぎると夢の吊り橋への分岐があるが、道なりにどんどん進むと飛竜橋に出る。橋を渡った所に登山案内板があり、ここから左に未舗装の林道を700mほど行った所に取付きがある。

山道は落ち葉に埋もれているが、この辺りは里山のように良く踏まれている感じがする。途中、湯山集落跡とある石組みの残る所を通る。ここを過ぎると線を引いたようなジクザクの登山道になり一度林道に出る。急な道だったので林道で一息つく。しかし、この急な登りは序の口で最後にもっと厳しい斜面が待ち構えているとは想像もしてなかった。

写真タイトル
前黒法師岳頂上
林道から再び山道に入るが、ここからも急な道が続く。幼木を獣害から守るための柵に沿って登ることになるが、余りに急斜面なのでくさび状に道がつけられている。ここを登りきると、やや平坦な三角点のある「栗の木の段」に着く。

ここから白ガレの頭辺りまでが距離はあるが一番楽な部分。白ガレの頭に着く手前にイワカガミの大群生地がある。見渡す限りのイワカガミは圧巻。こんなに群生しているは初めて見た。花好きの人にはたまらない光景だろう。

白ガレの頭から少し下りになり、ここに来て初めて前黒法師岳の山頂を見る。この辺りの山域は本当にスケールが大きい。カメラで覗いても山頂の一部しか入らない。ここまで歩いて来ても、標高差300mほどまだ登らなくてはならない。しかも、さらなる急登で足が止まってしまう。

ペース配分を過ったか体力不足か足が急に動かなくなった。苔むした岩場まじりの急斜面を休み休み登るが中々先が見えてこない。途中、展望所とある高台がある。曇り空で辺りは真っ白、何も見えない。

息も絶え絶え山頂に着く。帰りはどうなるかと一瞬不安なったが、しばらく休んでいたら少し回復してきた。久しぶりに苦しい思いをした。下山中も、こんな辛い山には二度と来ないだろうと思いながら歩いていたが、帰路の車中では、苦しかったけど、また来てもいい山だと気が変わっていた。山には不思議な魅力がある。



名神相良牧ノ原ICから473号362号を通り県道77号に入って寸又峡温泉の一番奥まで入る。県道は道幅狭い部分あり
バス停の反対側に駐車場あり