最近の山歩き




摺古木山 すりこぎやま (2169m) 長野県飯田市(大平宿)
2005-07-15 晴のち曇     単独

場 所 北 緯 東 経
林道途中の駐車場 35°34′21″ 137°44′12″
摺古木山頂上 35°36′35″ 137°44′26″
オレンジ色は地図による概算値
GPSによる位置データ

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(地図画面で縮尺変更可能)

駐車地点中心地図表示
地図中央十字印が駐車地点(実質登山口





地図
登山コース
用事が入ったりして思うように出かけられない。一ヶ月ぶりの山である。少しでも涼しい所へということで2000m級の山に行くことにしました。

大平宿の分岐から林道に入る。分岐には[中央アルプス従走路]と書かれた標識が出ているが、摺古木山は最初の一ピークにすぎない。しばらく舗装路が続き地道となる。

舗装路部分は狭く、両側の笹や雑木の枝が車に当る。直ぐに「一般車通行止め」の立て札が立っている所に出る。ゲートはない。このあたりは平坦であるが、アプローチの林道は悪路。前回も大きな落石の間をぬうように、車体を大きく揺らせながら登山口まで行った。ただ補修工事はされているようで当時よりは良いように感じた。

最近は土砂崩れで本当に通行不能な目にも何度かあっている。立て札も新しそうだということで、この先車を進めることを躊躇してしまった。

この山は二度目ということもありガイドブックも地形図も持たずに来たので現在地が分からないが、登山口まで歩くことにした。前回ほどではないが道は荒れ気味。通行を妨げるような落石はないが、水の通り道のようになっていて大きくえぐられているが多い。

斜面は裸の砂礫で、大雨が降ればいつ落石してもおかしくないような状態である。いまにも落ちそうな巨石が斜面にへばりついている。それでも現在の状態ならなんとか車で入れそう。実際に林道終点の登山口には松本ナンバーの車が一台停まっていた。


写真タイトル
摺古木山頂上
避難小屋のある登山口まで1時間20分ほど歩いた。登山口からは急な登りとなる。長目のウォーミングアップのせいか、息切れすることもなく一気に登り切る。ここを過ぎればやや平坦な歩きやすい登りが続く。途中段差の大きい所には木製のハシゴがかけてある。水場も多く斜面から流れてくる水が登山道を何度も横切る。

最初晴れてた空もすっかり雲に覆われてしまう。気温は高いが湿度は少なそう。しかしクーラの送風口から吹き出すような冷たい風が吹いているので心地よい。山に来て良かったと思う一時である。

道は左右に分岐する所に出る。どちらに行っても山頂に至るが、前回は左から時計回りに登ったので今日は右から行くことにした。右の道は距離は短いが急。途中階段状の道になるが木製で一部朽ちてしまっているところもある。

山頂直下で下山してくる年配の単独者に会う。安平路山まで行ってきたとのこと。登山口に停めてあった車の持ち主であった。通行止めの立て札は年中出ているとのことで、ドライブが特に難しいというほどのものではないといとも簡単に言われる。私だったら緊張して手に汗を握り登山口に着く頃には汗だくになっていたことだろう。

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天然自然園付近
摺古木山の山頂はやや平坦になっているが広くはない。安平路山への標識も出ている。目の前に山が見えるが一度大きく下って登り返すような道らしく、気楽には行けそうもない。

心地よい涼風の中、食事を兼ねてしばらく休憩する。帰りは西に続く道に下る。平坦な天然自然園と呼ばれる所を通るがシャクナゲが多い。花の季節に訪れたら壮観だろう。狂い咲きか大きな蕾もいくつか見られた。曇っているので展望はいま一つ。

往路の分岐まで戻りもとの道を下る。全般に道は良く踏まれ分かりやすい。

登山口の避難小屋まで戻ると疲れを一気に感じる。往路は車なら見落としてしまう風景も楽しめて快適に歩けたのだが、林道歩きも足の裏が痛くなり愉しいどころか苦痛だった。緩やかな下りなので少しは早く歩けるかと思っていたが、時間的にはほとんど変らなかった。単調な歩きは疲れる。

帰宅後GPSデータを確認すると林道の半分以上は歩いたことになる。自己責任ではあるが、林道終点の登山口まで車で入らないと少しばかり辛い。ただし、普段舗装路しか走ったことがない都会の住民は、手に汗握るスリルを味わうことになるかもしれない。

それでも前回の大川入山と同じく、涼しさを満喫出来る山歩きでした。



中津川インターから19号を北上し257号に分岐して飯田方面に向かう。途中、大平峠(木曽峠)方面の標識が出ているところで県道8号に分岐。
峠を越え下っていくと古びた民家のならぶ大平宿に着く。道路左側に「中央アルプス従走路」と標識が出ている所を入ると東沢林道。
最初は舗装されている。未舗装になると道は広くなるが直ぐに「通行止め」の標識が出ている。
自己責任だが、通れそうなら林道終点まで入った方がいい。