最近の山歩き




美濃平家岳 みのへいけだけ (1450m) 岐阜県板取村(川浦谷林道新深山トンネル出口)
2004-06-18 曇     単独

場 所 北 緯 東 経
トンネル出口の駐車場 35°45′26″ 136°44′37″
美濃平家岳頂上 35°47′52″ 136°44′37″
オレンジ色は地図による概算値
GPSによる位置データ

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(地図画面で縮尺変更可能)

駐車地点中心地図表示
地図中央十字印が駐車地点(実質登山口





地図
登山コース
つい最近までこの山がどこにあるのか知らなかった。平家岳に登ったとき、手前の井岸山のピークで「板取から美濃平家岳経由で平家岳に登る予定だったが時間切れで、改めて福井県側から登ってきた・・・」と他の登山者と談笑している人の話し声が耳に入ってきた。

このとき初めて美濃平家という山があることを知った。ところが地形図には山名が載ってないし所有しているガイドブックにも記載されていない。地元の人たちの通称の山なのかと、すっかり忘れていた。

他のHPを覗いていたら登頂記があった。平家岳の南東に位置する1450mピークが美濃平家岳らしい。これによると山頂付近は激藪で山頂までは行かれてないようだ。ヤブは好みではないが興味が湧いてきたので行ける所までと、行ってみることにした。

同HPを参考に、県道白鳥板取線の杉原に分岐標識が出ているので左折し川浦谷林道に入る。林道といっても舗装された走りやすい道が登山口まで続く。二つ目のトンネル、新深山トンネルを出た右側が駐車できる広場になっており登山口となる。

写真タイトル
気持良い新緑の道が続く
沢から流れ落ちる水を導くコンクリート製の水路の左側に階段状になった道が上部に続いている。下草が刈り取られハッキリした道であるが最初から急な登り。上り詰めると鉄塔の建つ見晴らしの良い尾根にでる。

今回のコースは、登山口から最初の鉄塔までが一番きつかった。あとは緩いアップダウンが続き、鉄塔の建っているピーク付近だけが少し斜面がきつくなるくらいである。No42とNo43の間に滑りやすいザレた急斜面が一ケ所あるが全体的には歩きやすい道が続く。尾根道は適度に視界も開けブナなどもあり新緑の雑木が目映い。あいにく雨が時々ぱらつくような空模様で周辺の展望は霞んでしまっている。

最初の鉄塔が49番で美濃平家岳は38番鉄塔付近から取り付くということだが、標識が出ているわけではない。長い尾根歩きである。順に数えて41番鉄塔に着いたとき、鉄塔の下に40と記された札が落ちていた。数え間違えたのかな?と思いながら次の鉄塔(No40)に着く。ここは二基の鉄塔が建っている。東寄り鉄塔の上部に40-1というプレートがあった。更に次の鉄塔(No39)に着くと、ここも二基の鉄塔があり一つに39-1と上部に表示されている。 41番鉄塔にあった40という札はイタズラなのか他の標識なのか、鉄塔番号と紛らわしい。この巡視路を利用した登山道は標識は全く出てないので、地形図で確認する必要がある。

写真タイトル
美濃平家岳山頂
38鉄塔に着く。天気が悪いので平家岳が霞んで見える。ガレた斜面の左よりに巡視路が奥に続いているので進んでいくと、右手山側に赤いテープが付いている所がある。ここが巡視路から分岐して山頂に向かう場所らしい。

もっと凄いヤブコギを強いられるのかと思っていたが、登山者が多いのか道らしいものがずっと続いている。取りつき付近だけは急な登りだが、山頂に近づくにしたがい斜面も緩くなり、やや雑木や笹がウルサイという程度のヤブコギ。

山頂は長円の小さな広場になっており、赤と青のテープが木に付けられているだけで三角点はおろか山頂を示すプレートなどは何もない。GPSと地形図で確認するが位置的には間違いない。周囲は雑木や笹に覆われて展望は全くなし。

美濃平家という名前に惹かれて登ってみたが、ちょっと距離は長いが気持ちの良い尾根歩き。登山道には、ほとんど蕾の中で一輪だけササユリが咲いていました。花はついてないが石楠花も多そうだし、名前を知らない小さな花もいろいろ咲いてました。展望のない山頂は、わざわざ行くほどの所ではありませんが、天気の良い日に展望を愉しんだり花を愛でたりの尾根歩きに向いていそうです。

脚に自信のある人は本家平家岳まで行くのも良いかも知れない。



東海北陸自動車道・美濃インターより板取川沿いに洞戸に出、256号に右折する。途中から県道白鳥板取線になるが、左側に板取川温泉を見てすぐに川浦谷林道に分岐する標識が出ているので左折。
あとは道なりに舗装された道を進み新深山トンネルを出た右側に車を停める。途中開いたゲートがあり、新しいトイレもある。