最近の山歩き




丸盆岳 まるぼんだけ (2066m) 静岡県水窪町(戸中林道ゲート前)
2004-05-28 晴     単独

場 所 北 緯 東 経
ゲート前の駐車場 35°12′57″ 137°58′46″
丸盆岳頂上 35°12′28″ 138°02′22″
オレンジ色は地図による概算値
GPSによる位置データ

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(地図画面で縮尺変更可能)

駐車地点中心地図表示
地図中央十字印が駐車地点(実質登山口





地図
登山コース

写真タイトル
丸盆岳
昨年と同じく登山口の6Km地点まで前夜のうちに入る。ヘットライトに照らされて前方にキラリと光るものがある。林道に鹿が出てきている。道中三頭の鹿と一頭のカモシカに遭う。いずれも角がない子供のようだ。先日焼山で熊に遭ったのでクマベルを鳴らしながら歩いたのだが、鹿には通用しないのか10mぐらいまで近づかないと逃げない。夜間で子供なので警戒心が薄いのかもしれない。

3年前黒法師岳に行ったとき往路に使った取りつき?がなくなっており、土止めか丸太材が格子状に斜面に沿って設置されている。勝手に登山口だと思っていたが一時的な作業道だったのかもしれない。6Km標識のすぐ先に登山口を示す標柱が林道左側にある。ここは前に来たときは下山に使った所である。

登山口から主尾根に出るまでは一度歩いているので気が楽であったが、前回とは少し変わっている部分もあった。取りつきから黄色いテープで枝道が塞いであるところまでの道は切り株や岩がゴロゴロしていたが適度に土に埋まり歩きやすくなっている。黄色のテープも切れていたが木で枝道を塞いであった。

一番驚いたことは、背丈を越える笹薮の中、先の見えない急斜面を不安ながら登った記憶がある。ところが笹薮は全て枯れて見通しがずいぶん良くなっている。もっと藪が深くなっているかと想像していたので、ちょっとビックリ。周辺を眺める余裕もできて鎌崩の鋭く切れ込んだ稜線や不動岳を左手にみながら急登をユックリと進む。

写真タイトル
丸盆岳から見る黒法師岳
今回は黄色のテープ崩壊地折れた倒木を予め休憩の目安としていたので疲れも少ないようだ。折れた倒木も月日が経って色あせていた。倒木からは笹もなくなり木の根などが出ているやせ尾根の登り、そのあとザレて滑りやすい急な所を上りきると主尾根の分岐に出る。

このザレ道も以前は枝道が多く適当に付けられたテープに惑わされてしまったが、ハッキリとした道が付いていて誘導テープも適切で迷うことなく通過できた。まだいくつかの枝道が交差しているので下山時テープ見落とさないように。

主尾根に出ると一気に視界が広がり周辺の風景が一変する。尾根一帯は膝下程度の笹で絨毯を敷きつめたようだ。分岐から右に行けば黒法師、丸盆岳は尾根を左に行く。

ほとんど平坦な笹道を行くと一気に急な下りとなる。イヤなパターンである。下りきると緩やかな道が続く。眼前に丸盆岳、その左に崩壊激しい鎌崩が見える。急斜面を登りきると山頂である。黒法師岳と違い頂上からの展望は良い。

少し早いがここで昼食にして大休止することにした。ここはハイマツ南限の山ということだが、周辺の斜面に少し見られた。時間はタップリあるしそれほどダメージもないので周辺を散策する。

鎌崩の崩壊地が眼前に見えるところがあり、尾根の両側が大きく崩れている。ガイドブックには尾根の東側を通るとあるが、見る限りではかなり下まで降りないと通過できそうもない。山なれした人なら、崩壊箇所を適当に足場を探して通るのだろうが、素人には無理である。崩壊した中間辺りに道のように見えるところがあるが、かなり怖い思いをしないと通れないだろう。まあ、ここから眺めるだけで十分だ。

たっぷりと休憩したあと、引き返す。時間配分も分かってきたのでユックリと下る。そのせいか過去三回では一番ダメージが少なかったように感じた。



豊川インターから151号を東栄町まで進み、佐久間方面に分岐、県道経由で473号から152号に入り水窪方面に進む。分岐からは道が細くなったり2車線になったりする。対向車に注意。
水窪の町を過ぎた辺りに水窪ダムへの標識が出ているので信号を右折し道を登って行くと水窪ダム横に出る。ここで左折しダムの上を通って戸中の林道に入る。林道は未舗装であるが、普通車で走行可。