最近の山歩き




甲斐駒ヶ岳 かいこまがたけ (2967m) 長野県長谷村(北沢峠)
2004-07-25 曇・雷雨     2名

場 所 北 緯 東 経
仙流荘の駐車場 35°45′57″ 138°05′51″
北沢峠 35°44′21″ 138°12′58″
甲斐駒ヶ岳頂上 35°45′17″ 138°14′23″
オレンジ色は地図による概算値
GPSによる位置データ

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(地図画面で縮尺変更可能)

駐車地点中心地図表示
地図中央十字印が駐車地点(実質登山口





地図
登山コース

写真タイトル
駒津峰から見る甲斐駒ヶ岳
 仙流荘からの始発バスは15分早く出た。北沢峠までの道中、バスの左手に鋸岳から甲斐駒ヶ岳が見えるが、今日はモヤがかかって影絵のようなシルエットになって、ぼんやりと車窓に見え隠れしている。

 北沢峠から進行方向に少し行くと左手に仙水峠への分岐標識が出ているので、左の道に入る。直ぐに右手にテント場、左に北沢長衛小屋がある。南アルプス開拓の祖といわれる長沢長衛のレリーフが小屋の横にある。丸太橋を渡っていくつかの砂防堰堤のある沢を上流に向かう。丸太橋を渡り返して沢から離れると仙水小屋に着く。さらに樹林帯を抜けると大きな岩が山の斜面を覆い尽くす道となる。歩きにくい岩場の緩やかな道を歩いていくと仙水峠。ここから道は急になり岩場が続く。

 上り詰めると駒津峰と呼ばれる展望の良さそうなピークに着く。ハッキリしない天気で周辺部は雲がかかり時々青空ものぞくが直ぐにガスが上がってきて視界が悪くなる。駒ヶ岳山頂もガスの中でよく見えない。

 山頂には駒津峰から一端下って登り返すようであるが、すでに山頂方面から戻ってくる人たちが大勢いる。小屋泊まりの人たちなのか、早い下山である。足場の悪い岩場を下ると六方石と呼ばれる巨岩のある場処を通る。ここも休憩ポイントのようで何人かが休んでいた。

 ここから少し行くと岩場の直登コースと右からの迂回コースに分かれる。ほとんどの人は迂回コースを取っているようで直登している人は見られなかった。迂回道を登っていくと花崗岩の風化したザレ道となる。最初は傾斜も緩いがだんだんきつくなって滑りやすい。

写真タイトル
祠のある山頂
 お昼少し前に山頂に着く。山頂周辺のハイマツ帯から雷鳥の親子が出てきて登山者を恐れることもなく何かついばんでいる。ヒナは10羽ほどいたが、あちこち動き回るのでカメラに全部おさめることは難しい。それに動いているので分かるが保護色なので写真に撮ったものはよく見ないと見落としてしまう。

 山頂では十分くつろぐ間もなく突然大粒の雨が降り出した。遠くでは雷鳴も聞こえる。慌てて傘を出しザックにカバーを掛ける。雨は直ぐに止んだが雷の音がだんだん近づいてくるような気がした。雲行きが怪しいので下山を急ぐ。

 双児山経由で下山することにした。駒津峰から双児山のピークを眼前に見ながらハイマツ帯を大きく下り登り返して双児山に着く。ここで再び雨が降り出した。今度は本格的な雷雨のようで止みそうにない。稲妻が光り雷鳴がとどろく。双児山からは樹林帯の下りになるが、それでも大粒の雨が叩きつけるように落ちてくる。

 登山道は雨水の通り道にもなり大量の水が流れる中を下る。下るにつれて雨も小降りになるが道は水の中である。展望のない長い下り、ようやく長衛荘のある北沢峠に着く。時間は3時半を過ぎていた。何とか最終のバスに間に合う。

 最近は出来るだけ疲れないように歩いているので、ますます歩く速度が遅くなっている。後続登山者に追い抜かれることはあっても、追い越すことは滅多にない。前回の仙丈ヶ岳同様、バスの時間が気にかかり落ち着かない山行きでした。



伊那インターを出て高遠に向かい、高遠から右へ152号線を南下。美和湖(ダム湖)を右手に見て、戸台口の南アルプス林道への分岐を左折。
道なりに進むと左手に仙流荘という保養施設があり、その隣がバスの発着所になっている。道路反対側が広い無料駐車場