最近の山歩き




夜叉ヶ池山 やしゃがいけやま (1212m) 岐阜県坂内村(池ノ又林道)
2003-11-02 晴     5名

場 所 北 緯 東 経
鳥居前の駐車場 35°39′38″ 136°18′35″
夜叉ヶ池 35°40′10″ 136°17′34″
夜叉ヶ池山頂上 35°40′43″ 136°17′29″
オレンジ色は地図による概算値
GPSによる位置データ

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(地図画面で縮尺変更可能)

駐車地点中心地図表示
地図中央十字印が駐車地点(実質登山口





地図
登山コース
 いつものメンバーに誘われて夜叉ヶ池に行くことにした。国道303号から夜叉ヶ池の道路標識の出ている所を右折し池ノ又林道に入る。道は全舗装であるがバイクのモトクロス場辺りから道幅も狭くなり対向車とのすれ違いが難しくなる。

 駐車地点には8時半頃ついたが、登山口になる奥の駐車場は既に満車状態。鳥居のある辺りに車を停めた。ここから道路脇にはズラーッと車が止められている。ここは三国岳や三周ヶ岳への登山口にもなっており、紅葉の時季と重なり大変な人出のようだ。

写真タイトル
夜叉壁
 急いで身支度し登山道に入るが、静かな山歩きとは縁遠い。前後に登山者が連なっている。最初の少しだけ急であるが、後は林道のような穏やかな道が続く。

 今日は暖かいのを通り過ぎて暑い。薄着でも汗をかく。途中で衣服を脱いでいる人たちが目につく。

 左上方に荒々しい岩肌の夜叉壁をみながらノンビリ歩いていくと、幽玄の滝の前に出る。夜叉姫が身を浄めたという伝説の滝。何でも以前は水が流れてなかったが、登山道をつけてから水が流れ落ちるようになったという。ここは一つの休憩ポイントだ。

 この滝を過ぎた辺りから少し斜面がきつくなるが、今度は右手前方に細く流れ落ちる昇龍の滝が見えてくる。ここを過ぎると岩場の急斜面。ロープも設置してあるが、岩には足を置きやすいように刻みが入れてあるので、つかまらなくても登りやすくなっている

 ここを上り詰めると尾根に出て眼下には夜叉ヶ池がある。想像通り池の周辺には大勢の人がぐるりと陣取っている。ここから右に行けば三周ヶ岳、左に行くと三国岳。特に今日は三周ヶ岳への道は人が数珠つなぎ、ここから道幅も狭くなるので、途中渋滞が予想され、とても行く気にはなれない。

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夜叉ヶ池山への途中から
 人の多さに少々うんざりであるが、池のよく見える所まで登ることにして夜叉ヶ池山まで行くことにした。分岐から直ぐで笹薮の中にあるピークの一つである。

 夜叉ヶ池はここまで来る途中から俯瞰するのが一番綺麗に見える。

 以前来た時は標識も何もなかったが、木片に夜叉ヶ池山と書かれたものが笹に結び付けてある。ここから三周ヶ岳方面の展望は良いが池は笹などに邪魔されて見えない。

 三国岳方面に道は続いているようだが笹薮が続く。この陽気ではヤブ漕ぎする気も起きない。本日はここまでとし夜叉ヶ池で昼食とした。

 大勢の人の間に陣取って食事をしている時、チラシを配っている人たちがいた。この池にはヤシャゲンゴロウという昆虫が生息していて、何でも絶滅の危機にあるという。原因は登山者などが池周辺に捨てた汁などが池に入り水を汚しているということである。

 だから食事の残りかすなどを捨てないように、という注意書きであるが、これだけ大勢の人たちが池の周りに居るのでは絶滅するのも時間の問題だと感じた。ここは単なる休憩ポイントというより食事場所となっているからである。本気でヤシャゲンゴロウを守るのであれば、池周辺を立入禁止区域にでもしなければ、許容量を越えた人間が入り込む限り絶滅も免れないだろう。



国道18号大垣から揖斐方面に右折。303号で坂内村の「遊らんど坂内」を過ぎ、道路標識に「夜叉ヶ池」とある所で右折し、池ノ又林道に入る。林道終点が登山口であるが途中から一車線の狭い道なので対向車に注意。
この時期、紅葉見物客の車も多い。