最近の山歩き




白 山(御前峰) はくさん (2702m) 岐阜県白川村(白水湖)
2003-10-5 晴     2名

場 所 北 緯 東 経
白水湖の駐車場 36°08′25″ 136°49′25″
御前峰 36°09′07″ 136°46′27″
オレンジ色は地図による概算値
GPSによる位置データ

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(地図画面で縮尺変更可能)

駐車地点中心地図表示
地図中央十字印が駐車地点(実質登山口





地図
登山コース

写真タイトル
大倉山辺から見る御前峰
 前回に続き同じ白川村地区から白山に行ってきました。歩行時間が長いので前夜発です。156号を平瀬の集落に入る直ぐ手前に白川公園への分岐標識が出ているので左折し道なりに進む。現在分岐付近の国道は道路工事で交互通行になっているので分岐が分かりにくい。

 分岐から県道を約30分ほど行くと行き止まりとなり、そこが白水湖のある登山口である。ここには新しいロッジも立っておりキャンプ場のようだ。200円で入れる露天風呂もある。一番奥の広い駐車場に停めたが、直ぐ手前の駐車場の道路側の所に立派な登山口の標識が出ている。

 登山口に入ると直ぐに階段状の登りとなる。このコースは急な所は全て土止めを兼ねて丸太材で階段になっている。比較的歩幅に合うよう設置してあるので階段道にしては歩きやすいほうである。途中イオウの臭いが下から上がってくるところを通過。周辺の紅葉を楽しみながら進んで行くと大倉山の山頂に出る。

 山頂といっても周囲が木々に覆われ標識がなければ単なるピークで見過ごしてしまうような所。ここから100mほど下った所に大倉山避難小屋が立っている。比較的新しい小奇麗な小屋だった。この大倉山辺から白山の御前峰や剣が峰が見えるが、なかなか見ごたえのある風景だ。しかし、紅葉や山に見とれていると片側が崩れ落ちた尾根道も時々あるので足下にも注意が必要。

 今日は空気も澄み天気が良いので遠くの山々が良く見える。御岳乗鞍穂高に槍ヶ岳と北アルプスの山並がハッキリと見える。三方崩山の荒々しい山肌も眼前に迫り、眼下には緑色の水をたたえた白水湖、どちらを向いても飽きることのない風景が展開している。

写真タイトル
御前峰山頂にある奥宮
 長時間歩行も景色に見とれて苦にならない。やがてカンクラ雪渓と標識の出ている所に着くが、当然ながらこの時期に雪渓など残っていない。ところが反対側の谷に冷夏だったせいなのか雪らしいものが残っていた。

 この後やや急な階段道を上り詰めると平たんなハイマツの道になる。昨日室堂平のロッジに泊まって下山してきた人の話によると、夜に室堂平周辺では雪がちらついたらしい。そのと思われるものがハイマツの日影に少し残っていた。汗かきの私でさえ、今日は額に滲む程度しか汗をかかない。水分補給もほとんど必要ないほど。バテるのは歩き疲れてのものと思っていたが、どうやら汗の出方にあるようだ。長時間歩行でも今日はバテ知らずである。

 賽の河原という平坦地を周辺の紅葉を愉しみながら行くと直ぐに室堂平の新しいロッジが見えてくる。ここで昼食を取ることにして、休憩後に御前峰に登ることにした。御前峰に至る登山道も新しく整備されたようで石が敷き詰められ歩きやすい。上部の急な所も石で階段状に道が付けられている。

 御前峰からは周辺の展望はもとより、眼下に室堂平のロッジ、反対側には剣が峰大汝峰のピーク、その間にはエメラルドグリーンの池が見えたりと、飽きることない風景が展開する。



 展望に後ろ髪を引かれつつ下山することになるが、今回はちょっとしたトラブルがあった。

 登山口に近づきかけた頃、上空に何機ものヘリコプターが旋回しているのに気づく。途中危険な尾根があったので、誰か滑落し捜索しているのかな?と変な想像などしながら登山口に戻ると、行きより沢山の車が停まっている。人も大勢いて何だか様子がおかしい。

 話を聞くと、県道が落石で昼過ぎから通行止めになっているという。いろんな噂が飛び交い、まだ落石が続いているので復旧のメドはたっておらず、暗くなるので作業は危険、早くても通れるのは明日以降という話し。警察も来ており、「ここには電話がない、携帯も通じない、警察の方からまとめて連絡するので、名前電話番号など届けるように」と指示がある。

 慌てて、ザックを車に積み、管理事務所に届けを出しに行くが長蛇の列。一人づつ記入させているので、中々番が回ってこない。20分ほど並んでいた頃、急に数台の車が動きだした。どうやら仮復旧したらしい?。また慌てて届け出を止めて車に戻り帰路の車の列に加わった。落石現場では工事関係者や警察の面々が厳重な警戒をしており、一台づつチェックしながらギリギリ一車線の所を通していた。

 予備の食料水はあるし温泉もあるので一晩ぐらい待機するくらいの覚悟は出来ていたのですが、何とか無事に帰宅出来ました。私などは五時頃下山し、五時半には車を出すことが出来たのですが、昼から待機してた人たちは、さぞかし不安だったでしょう。



荘川インターから国道156号を北上し、平瀬の集落手前のところで、白川公園への標識に従い左折。(現在分岐付近工事中で交互通行)
分岐からは県道を終点まで入る。道は基本的には全舗装であるが、県道で一部工事中なのと、今回の落石で通行止めになる可能性あり。いま紅葉が最盛期であるが、道路状況を問い合わせてから出かけられた方がいいです。