最近の山歩き




土倉岳 つちくらたけ (1049.5m) 三重県藤原町(コグルミ谷)経由
2002-06-07 曇     単独

場 所 北 緯 東 経
国道沿いの駐車場 35°11′31″ 136°25′52″
土倉岳頂上 35°09′46″ 136°25′26″
オレンジ色は地図による概算値
GPSによる位置データ

MapFan Web で地図表示
(地図画面で縮尺変更可能)

駐車地点中心地図表示
地図中央十字印が駐車地点(実質登山口





地図(logger利用)
登山コース(logger利用)
 前回4/26に登頂を果たせなかった「土倉岳」、距離が長いので秋は不向き、低山なので夏も駄目。ということで、ツユに入る前に再度行くことにした。

 参考になる山情報はないものかと検索してみたが、滋賀県側の君ヶ畑、茨川方面から多く登られているようで、三重県側からの情報は少ない。そんな中で「土倉とかいて『ハゼクラ』と読む」というページがあった。参考にしたガイドブックには『ツチクラ』となっているので、そちらに従ったが、山名も『はぜくらだけ』と呼ぶのだろうか?。

 今日は晴の予報であったが、登山口周辺はドンヨリした曇空、にわか雨でも降りそうな雰囲気である。前回は、早起きして、なんて書いたがいつもと同じぐらいに家を出た。駐車地点出発は8時半頃。全く同じコースなので気分的にも気楽である。

 三重県側と滋賀県側で呼び名が違うが、白船峠からやや急な尾根をジグザグに下り真ノ谷に出る。白船峠から下る直ぐに右への登山道が続いているが、これは御池岳に続く道。真ノ谷には、落ち葉の詰まった道?を下り左よりの尾根を下る。
地図(logger利用)
前回と重ねた移動軌跡
 真の谷は水は流れていないが覆水となっているらしい。土倉岳への分岐点に着き、前回と様子が違うのに気づいた。分岐側(右)の岩に赤いスプレーで「土倉」とある。見落としたのか、前回はなかったように思う。いずれにして、木には土倉岳の標識と河倉峠は廃道化という標識が出ているので、同じ場所であることは間違いない。

 前回より登山道の落ち葉も少な目で、踏み跡は薄いものの二度目ということもあり分かりやすい。途中ガレ場を3箇所ほど続けて通過するが、ここにも足下にある大きめの岩に赤いスプレーで丸や矢印が付けてある。誰かベテランの登山者が付けてくれたのかもしれない。こういうものがあると、安心感も増すようだ。

山頂
土倉岳山頂
 前回の教訓を生かし?、ガレを過ぎてからコースをやや下方にした。下といっても、全く踏み跡のない道でなく、明らかに人の歩いた跡である。最初は比較的ハッキリ道がついていたが、段々道が分岐するようになる。やはり、この辺りになると適当にコースを各自でとっているような気がする。

 出来るだけ土倉岳に近づくよう、地形図と照合しながら進んだが、×印の所まで来て行き詰まってしまった。生い茂る新緑の陰から、直ぐ目の前に土倉岳の山頂らしきものが見えているが、一旦谷に下り、かなり急斜面を登ることになる。谷に下るのも急であるが、人の歩いた跡があるので慎重に下った。谷底に着いたものの、急な山肌を強引に登ったような跡があるが、とても真似する気にはなれない。地図(下)からも分かるように一番等高線の詰まっている所に出てしまった。膝が弱いので、下りのことを考えると躊躇してしまう。

 ここまで来て、またリタイヤかと時計を見ると、まだお昼前、道探しも前回より気楽になっていたので早く着けた。これなら、まだ違う道を探す余裕がある。

 地形図を見ると、北側に等高線の緩いところがあるので、谷から戻り谷に沿って上に登り、斜面がやや緩くなったところから土倉岳方面にコースを変えた。茂みを抜けると、よく踏まれた道に出た。地図A地点である。ここからは、ほとんど平坦な道が続いており、待望の土倉岳山頂に出る。

 山頂には三角点プレートがあり平坦地であるが、周囲は雑木に囲まれ展望は全くなし。一番高い木の上には航空測量用の標識が縛り付けてある。

土倉岳
帰路笹原から見る土倉岳
 帰りは、A地点から更に良い道が続いているのでB地点まで進む。B地点は開けた笹原で、眼前の頭上には前回間違えた御池岳・奥の平南端の巨大な塊が見える。振り返ると、やや貧弱な土倉岳が目線より下に。写真では左奥に伸びる稜線で平坦に見えるが、登ってきた東(左)側はかなりの急斜面である。B地点から、また雑木の生い茂る灌木帯に入り、帰路につく。

 参考にした本は「マイカー登山ベストコース(名古屋周辺)」というものであるが、こちらに紹介してあるものは、逆に×印より南にある河倉峠経由で山頂に至るコースが載っている。この略地図では、この通りのコースを進むのは難しい。略地図が通用するのは、登山道がハッキリ付いているコースであることを、改めて実感した。また機会があったら、そちらのコースに行ってみようと思うが、踏み跡が定まらないので、それぞれ適当に歩いているという印象を受けた山でした。

 今回は4/26のコースとほとんど同じなので地図もloggerで表示されるものを利用し少し趣向を変えてみた。またカシミールで前回のコースも重複し表示させてみたが、やはり最後に右に曲がる辺りで左折すれば土倉岳に着けたが、踏み跡を追って違うところに行ってしまった。目の前に土倉岳を見ながら、時間的制約で断念したが、今回無事山頂を踏むことができた。僅か1000mほどの山であるが、コースが長いのと道がハッキリしないということで少々手こずった。しかし、オリエンテーリングのような愉しみ方ができ面白かった。ただ肉体的には昨年の黒法師岳の方が楽だったような気がする。まだ半信半疑で使っているが、GPSとワンダースワンの組み合わせは、かなり頼りになりそうです。

 地形が読めるかベテランの登山者と行った方が無難なコースです。



 木曽三川経由で306号に入り北上。黄金大橋南の信号を左折し鞍掛峠方面に向かう。赤い犬返し橋を渡ると右側に広い駐車スペースあり。更に少し進むと、同じく右側に駐車スペース。