最近の山歩き




土倉岳 つちくらたけ (1049.5m) 三重県藤原町(コグルミ谷)
2002-04-26 晴     単独

場 所 北 緯 東 経
国道沿いの駐車場 35°11′31″ 136°25′52″
えせ土倉岳 35°12′10″ 137°10′11″
オレンジ色は地図による概算値
GPSによる位置データ

MapFan Web で地図表示
(地図画面で縮尺変更可能)

駐車地点中心地図表示
地図中央十字印が駐車地点(実質登山口





地図
登山コース
 先週登るはずであったが、予定の登山口が禁止になっており果たせませんでした。今回は御池岳の登山口であるコグルミ谷経由で歩いてきたのですが、どうやら山頂を間違えたらしい。

 土倉岳は滋賀県の山である。ここでは登山口で分類しているので便宜上三重県の山に入れてある。この山は地形図に山名がなく、出かける前に地図上のそれらしきピークに印を付けGPSで確認できるようにしておいたのだが、そもそも付けた位置が違っていたようだ。自宅に帰ってヨクヨク見直してみると少し南側にあるピークが土倉岳らしいが、今のところ確信はない。

 駐車地点は昨年登った御池岳と同じ所。到着時には、既に3台停まっており、登山口にも2台停めてあった。御池は鈴鹿の最高峰であり春には花も多いので人気があるようです。分岐のカタクリ峠までに何組かの登山者に出会ったが、皆、御池が目的のようだった。

 春の花もこれからというところ、カタクリ峠の少し手前辺りからカタクリの花がチラホラ見られるようになり、稜線上にはイワカガミやイワウチワ、ヒトリシズカといったような花が咲き始めている。
写真タイトル
真の谷からの分岐にある標識

 カタクリ峠までは、やや急な登りであったが、ここから白船峠までは緩いアップダウンの快適な尾根歩き。途中のピークには冷川岳の標識が出ていた。

 白船峠は四叉路で、直進すれば藤原岳、左に前回予定していた坂本谷に下る。(ここにも坂本谷は登山禁止の看板が出ていた)順路の真ノ谷へは右。急な尾根道をジクザグに下っていくと真ノ谷に着く。ここには帰路、白船峠への標識が出ていたが、この先への表示はなかった。

 大きな岩のゴロゴロする水のない谷を下っていくと右側の木に「土倉岳」と書いてある。直ぐ手前の木には「河倉峠付近は通れない」というような標識も出ていた。参考にしたガイドブックには載っていたが、地形図上どこが河倉峠なのか分からない。

 ここから一気に道も狭くなり急な斜面を横切るように道が付いている。時々目印のテープもあるので踏み跡が薄いものの不安もなく進める。途中、急斜面を上から下まで滝のように大小の岩石で埋まったガレ場に出る。幅もあり急斜面なので通過するのに一苦労した。

 前に来た人たちも同じなのか、ガレ場には明瞭な踏み跡はなく、適当に渡りやすい所を選んでいるようだ。そのせいだと思うのだが、渡った後の目印のテープの位置が入り乱れアチコチに付いている。かなり急な斜面にも付いており、皆自分の目印として勝手に付けられている。ここで少し手間取ったが、何とか薄い踏み跡をたどり、あいかわらずの急斜面に沿った道を進む。

 目印は乱れるようになり歩いている所とは違った位置に付いていたりするが、斜面が急なので極力歩きやすい所にあるテープを追っていくことにした。

写真タイトル
土倉岳と間違えたピーク
 地図上の最後に右に曲がる辺りで左に下れば土倉岳に着けたと思うが、この辺りの踏み跡は更に怪しくなり、テープを追っていったら御池の日本庭園のような笹原の台地に出た。今までの急斜面とはちがって別世界である。

 目の前にこんもりとしたピークが目に入る。笹をかき分けピークに着くが、木々にはたくさん目印のテープがあるので、ここが山頂かと思った。あらかじめ調べておいた位置データに近い。ガイドブックには三角点があるということなので探したが見つからない。土倉岳というプレートも見当たらない。

 この時点で時計を見たら、2時を少し過ぎていた。あまり長居をしていられない。帰りはガレ場まで違うところを通ったようで、行きよりかなり上方を戻った。ガレ場の何処を渡ろうかと迷っていたら犬の鳴き声がした。私以外にも犬を連れた人がいるのだと思った。

 ガレを渡っている途中、下方の茂みから黒い犬が走り出てきて、また戻っていくのが見えた。あいかわらず、よく吠えている。渡りきって、急な斜面を木々に助けられながら犬が出てきた辺りまで下ると、そこは行き通って来たところでテープが付いていた。犬が道を教えてくれたようなものだが人影はない。

 こんどは上のほうから犬の鳴き声がした。小さな岩が音を立てて落ちてくる。登山者同伴の犬ではないように思えた。今時猟師が山中にいるのだろうか。そんなことを思いながら上を見上げていたが、犬は見えず、そのうちに鳴き声もしなくなった。

 足早に下り、無事駐車場まで戻ることができたが、朝8時20分頃出発したのに下山時は5時を過ぎていた。そんなにかかるとは予想してなかったが、真ノ谷にある土倉岳の標識の出ている所から一気に道が悪くなり、更に道がハッキリしない、最後の笹原に出るまで雑木に覆われ全く見通しは利かないという悪条件なので思いの外時間がかかってしまった。

 三角点も標識も見つからなかったので、違うピークに登ったのは確か。改めて土倉岳に行くつもりであるが、道が分からないながらも様子は分かったので、次回は今回ほど時間はかからないと思うが、土倉岳に行くときは、もう少し早めに家を出るようにしよう。(朝起きるのがつらい)



 木曽三川経由で306号に入り北上。黄金大橋の信号を左折し鞍掛峠方面に向かう。赤い犬返し橋を渡ると右側に広い駐車スペースあり。更に少し進むと、同じく右側に駐車スペース。