最近の山歩き




燕 岳 つばくろだけ (2763m) 長野県穂高町(中房温泉)
2002-07-12 快晴     単独

場 所 北 緯 東 経
第2駐車場 36°23′14″ 137°45′05″
燕岳頂上 36°24′13″ 137°42′57″
オレンジ色は地図による概算値
GPSによる位置データ

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(地図画面で縮尺変更可能)

駐車地点中心地図表示
地図中央十字印が駐車地点(実質登山口





地図
登山コース

 前回の山は蒸し暑く少々バテぎみであった。台風も過ぎ去りお天気も良いのではと、涼しさを求め更に高い山に行くことにした。歩行時間も長いし遠いので久しぶりの前夜発。

 豊科インターを出て中房温泉に向かう。登山口までは鋪装された道であるが直接の駐車場所はない。少し下に登山者用に第一・第二駐車場がある。燕は混雑しているということで、最初に看板の出ている第二駐車場に入ったが一台も停まっていなかった。

写真タイトル
穂高・槍ヶ岳が眼前に

 暗くて良く見えないが駐車場の直ぐ横に川があるようで、ゴーゴーと大きな音を立てている。以前なら誰もいない山中で川の大きな音を聞きながら寝ることなど出来なかったが、すっかり慣れてしまった。

 車内の明かりを消し、寝ようとした時、車の窓にヘッドライトの光りが反射した。誰か来たようだ。少し離れた所に停まり室内灯がついた。向こうも単独行らしい。しばらくして灯も消え睡眠の体勢に入ったらしい。

 私もいつしか眠ってしまい気がついたら辺りは明るくなっていた。駐車場には私と昨夜あとから来た車が一台あるだけ。隣人は既に出かけたようだ。早速身支度し舗装路の橋を渡ると第一駐車場があった。見ると六割ほど車が入っている。登り坂を歩いていくと左手に登山口の標識が出ている。この辺りには何人かの登山者が弁当を食べたり支度したりしていた。誰もいないのかと思ったが、中高年の登山者で登山口は賑わっていた。

 登山口に入ると、いきなりの急登が始まる。途中第*ベンチという休憩ポイントがある。先は長いし歩きも意識的に遅くし、各ベンチで休憩しながら登った。第三ベンチの次に富士見台という休憩地がある。今日は澄み渡った快晴でここから富士山を始め八ヶ岳や北岳方面の山並がハッキリと見える。富士山を遠望するのは久しぶり、ここでもしばらく休憩。

 ここを過ぎるとソロソロ歩くのが嫌になる頃か、合戦小屋まで7分とか3分という標識が出ている。合戦小屋を過ぎると視界も開けるようになり、遠く富士山もハッキリと見える。左手には槍ヶ岳の先も見え出す。前方上に燕山荘も確認でき、その右には燕岳の山並が続く。

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燕山荘前より燕岳
 山荘手前には、また雪も残っている。山荘からの眺めはすばらしい。360度遮るものがない大展望。しかも、澄み渡った青空。周辺部の山々が眼前に迫ってくる。登ってきた疲れもスッカリ忘れてしまう。単独行で、一ケ所に何時間も留まることはほとんどないが、今回は直ぐに立ち去るのが惜しい光景が眼前に拡がっている。燕岳往復を含め2時間以上ブラブラしていた。

 燕岳山頂付近は花崗岩で自然の造り出す巨大なオブジェが立ち並ぶ。いつもの低山とはかなり違う光景が展開している。お昼も過ぎ、周辺部に少しずつ雲がかかってきた。我に帰り下山することにした。

 下山途中、登ってくる登山者に山頂周辺の天気を聞かれた。山荘に泊まるということだが、この様子なら明日も好天に恵まれるのではと言ったが、この報告を書いている13日の名古屋の天気は早朝から雷がなり大荒れ。燕周辺の天気はどうだったのだろう。下山途中、富士見台から北岳は見えたが富士山は、スッカリ雲に隠れ見えなくなっていた。

 今日(7/13)の夕刊に、名古屋の登山クラブの人が北海道の大雪山系の山で、遭難死したという記事があった。山の天気は変りやすい。天国のような気分に浸れるか地獄になるか、自分の体力技量も含め十分注意して、愉しい山歩きにしたいものだ。



豊科インターを出て「大町」方面に信号直進し、『重柳』の信号で右折、橋を渡り『安曇野橋南』の信号左折、始めての信号のない道に右折。後は道なりに進めば中房温泉に至る。全線舗装路