最近の山歩き




釈迦岳(栃谷山) しゃかだけ (784.4m) 三重県大宮町(藤越)
2002-02-24 晴     単独

場 所 北 緯 東 経
藤越の駐車場 34°21′08″ 136°31′13″
釈迦岳頂上 34°20′04″ 136°30′54″
オレンジ色は地図による概算値
GPSによる位置データ

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(地図画面で縮尺変更可能)

駐車地点中心地図表示
地図中央十字印が駐車地点(実質登山口





地図
登山コース
 藤越の道路北側には七洞岳、その東にある獅子ヶ岳など、この辺りの山並みを度会アルプスと呼ぶらしい。その中でも釈迦岳は標高が一番高いようだが、あまり登られていないような雰囲気だ。

 伊勢自動車道・勢和多気インターを出て信号左折し41号を尾鷲方面に向かう。途中、「七保大橋北」とある信号で左折。橋を渡ると現在工事中で迂回路になっているが、標識が出ているので間違えることなく藤木屋バス停のある分岐まで南下。ここで左折し藤越の峠まで行く。峠には七洞岳方面に入る道が新たに造られているようで工事中のようであるが、今日は何もしてなかった。人影無し。

 峠の道路南側に車二台ほどおけるスペースのある所があり、そこが登山口になる。道路側の木の枝に赤いテープが一つあったが、登山口を示す標識のようなものは何もない。今回も2万五千分の一地形図を持参したので、ここから登ることに不安はなかったが、残念ながら地形図に山名が載っていない。三角点もあり標高もあるのに不遇の山である。

山頂
釈迦岳山頂
 道は尾根を直登するようについており、最初から急斜面である。途中644m と書かれたプレートが木に掛かっている所を通る。地形図で確認するが、樹木に覆われて GPS データは得られない。

 この辺りの山の特徴であるが冬になっても葉が落ちない常緑樹ばかりで見通しは悪い。緑濃い道を歩いていると冬であることを忘れてしまう。今日も温かい日で、ザワザワと周囲では木々を揺らすほどの強い風が吹いているようだが、葉の付いた雑木が幸いして、登山道は無風状態である。

 山頂近くになると大きな岩があり、その上に登ると北側の視界が開け目の前の七洞岳や獅子ヶ岳、左には台高山脈の山々が見渡せる。今回北側に展望の開けた唯一の場所であった。

 釈迦岳の山頂は鍋を伏せたような広い場所で植林と雑木が入り乱れており方向感覚が狂いやすい。三角点と記念プレーなど木々に付けられているが、山名に釈迦岳の他、『栃谷山』というのも見られた。こちらが正式名なのかもしれない。相変わらず常緑樹に覆われ展望は全くなし。ここから西方向にあるピークに見晴らしの良い所があるということなので行ってみることにする。

写真タイトル
730mピーク岩上から見る釈迦岳
 目印のテープが木々につけられているので迷うようなことはないが、踏み跡は更に薄く怪しくなる。最初は急な下り。尾根伝いの道であるがテープに誘導されないと違う方に行きかねない。樹木がジャングルのように茂っているので GPS も余り役に立たない所が多い。時々 GPS と地形図で位置関係を確認しながら730mピーク地点に着く。

 途中にも大きな岩が点在しているが、このピーク地点の南側にある岩の所から、眼下に熊野灘が見渡せる。東方向には釈迦岳の山頂が見える。どこかで、このようなことを経験したような気が・・・と、昨年の獅子ヶ岳山頂から西峰に至るコースの雰囲気に似ているのを思い出した。

 踏み跡から推測すると、山頂まで来ても、見晴らしの良い展望地まで入る人は少ないような気がする。釈迦岳は山頂往復で帰るのと730mピーク地点まで足を伸ばすのでは印象が随分違ってしまう。踏み跡は薄いが目印のテープがしっかり付いているので、釈迦岳に登ったら、このピーク地点まで足を伸ばすことをお奨めする。

 日曜日なのに誰もいない。気候温暖で雪の心配もほとんどない。静かな山歩きのできる、穴場的な低山だ。



伊勢自動車道・勢和多気インターを出て信号左折。41号を尾鷲方面に向かう。途中、「七保大橋北」とある信号で左折(信号左角にガソリンスタンド)。県道を南下し、「藤木屋」のバス停から左折し藤越まて入る。
駐車地点まで全舗装であるが藤木屋からは道幅が細くなり曲がりくねった道になる。