最近の山歩き




常念岳 じょうねんだけ (2857m) 長野県穂高町(一の沢林道奥)
2002-08-11 晴時々雨     2名

場 所 北 緯 東 経
道路脇の駐車場 36°19′30″ 137°47′06″
常念岳頂上 36°19′20″ 137°43′50″
オレンジ色は地図による概算値
GPSによる位置データ

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(地図画面で縮尺変更可能)

駐車地点中心地図表示
地図中央十字印が駐車地点(実質登山口





地図
登山コース

写真タイトル
常念小屋と横道岳
 涼を求め北アルプス方面が続きます。前回と同じメンバーで前夜発です。最初の計画では三股から蝶ヶ岳に登るつもりで出かけたのですが、三股に入る道が分からず、道を探しているうちに遅くなってしまったので、急遽、一の沢林道経由の常念岳に変更することになりました。

 こちらへの道順は比較的分かりやすく、あずみのCC、穂高CCの案内標識の所に「常念岳登山口」の大きな標識が出ているので、それに従い進んでいくと、一の沢林道終点まで行ける。登山口の小屋のある所まで続いているが、最後の僅かの間は未舗装である。

 林道奥の道路横駐車帯には何台も他県ナンバーの車が停まっていた。舗装してある区間は道幅も広く駐車できる所もあるが、未舗装になると一車線となり駐車できる所もほとんどない。

 前回の焼岳と違い停まっている車が多い。翌朝隣の車の人の支度で目が覚める。支度をして車道をしばらく行くと、直ぐに登山口となる小屋に出る。ここでは、大きなザックを持った登山者グループが体操をしたり登山届けを出したりしていた。

 登山届けをするところには受付の人がおりサービスでお茶なども提供している。いままでの山とはちょっと雰囲気が違う。日帰り登山なので普段は登山届けなど出さずに山に入るが、このまま素通りするのは悪いような雰囲気なので一応届けを出したが、ほとんど縦走や宿泊の人たちである。

 届けを出して山道に入るが、緩い勾配の道が続く。横には沢の水が流れており、ザーザーという水音がしていっそう涼しさを感じる。沢の水は山頂近くまで枯れることなく水量も豊富。道は、この流れに沿って付いており、何度も丸太橋を渡りかえす。

写真タイトル
常念岳山頂
 常念小屋に近づくと勾配が少しきつくなるが、それまで緩い道が続いたので比較的きついというだけである。しかし、ここまでのアプローチが長いので一気に疲れが出てくるような気がする。

 小屋に着く少し前から空模様があやしくなり雨が降ってきた。雨具をつけるほどではないので傘をさしていたが、小屋の前辺りは森林限界となり風が強く傘では用をなさない。

 小屋に飛び込み雨具を着用して常念岳の山頂を目指す。小屋前からは穂高や槍が眼前に見える筈であるが雲やガスで何も見えない。そう毎回天気が良くて大展望では面白みがないかもしれないが、前々回の燕とは大違いである。

 雨は大したことはないが風が強いので、シッカリ脚を運ばないとよろけてしまいそうになる。小屋からは岩場の急な登りが続く。頭上のピークが山頂かと思ったが、その奥の奥に山頂がある。少しばかり足の力が抜けそうになるが、がんばって脚を前に一歩一歩だす。途中、三股からの道と合流する所に出る。

 この近くで二羽の雷鳥に出合った。人なっこいというか、向こうから人のいるほうに近づいてくる。わずか数メートルの所まで寄ってきて草の葉を食べている。こんな近くまでやってくる雷鳥は初めてみる。

 思わぬ出合いで足取りも軽くなり山頂を目指すが、足下の岩もだんだん巨大になり、時々両手を使わないと登れない所も少しある。

 山頂も岩場で狭く方位版と小さな祠が設置してある。ここから当初予定の蝶ヶ岳への縦走路が続いている。ガスの合間から登山道が続いているのが見える。

 雨も止み風も収まってきたので晴れてくるのではないかと天気を期待してしばらく待っていたが、時々周辺の山肌がガスの合間から顔を出すだけで上の方は雲の中。

 時間ギリギリまで待機したがあきらめ下山することにした。登山口に着いたのは6時過ぎ、何とかライトを使わず下山できた。休憩を含めてであるが、山に12時間以上いたことになる。涼しさと雄大な山を十分に堪能できたが、「長いこと歩いた」という印象が残りました。



豊科インターを出て直ぐの信号を左折し県道25号まで行く。県道を北上すると左手にあずみのCCへの案内看板が出ているので左折すると、そこに「常念岳登山口」と大きな標識が出ている。あとは案内標識に従って進めば、登山口の一の沢林道奥に行ける。
最後数100mは未舗装で道幅も狭く、駐車場所もほとんどないので、舗装部分の路肩が広くなっている所に停めるといい。