最近の山歩き




鎧岳 よろいだけ (893.9m)
兜岳 かぶとだけ (917m) 奈良県曽爾村(岳見橋)
2001-11-18 晴     4名

場 所 北 緯 東 経
岳見橋付近の駐車場 34°30′53″ 136°07′59″
鎧岳頂上 34°31′33″ 136°07′58″
兜岳頂上 34°31′21″ 136°07′24″
オレンジ色は地図による概算値
GPSによる位置データ

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駐車地点中心地図表示
地図中央十字印が駐車地点(実質登山口


地図のすぐ下クリック・鎧・兜岳周辺の天気予報(二日分)

地図画面上でダブルクリックすると、そこが画面中央になります。




地図
登山コース
 富士山のように「見る山で、登る山ではない」と云われている山がある。今回の「鎧岳」は道路沿い岳見橋付近から見ると、「とても登れそうにないが、登れる山」とでも表現していいような山である。

 昨年の12月、隣の住塚山と国見山に登り、時間の都合で兜岳だけで帰ったが、隣の鎧岳は岳見橋付近から見ると、ほぼ垂直に切り立った柱状節理の岩が、武者の鎧のごとく縦に並び、その姿形に圧倒される。この位置から見る限りは、とても登れそうに思えない。

 今回は鎧・兜岳を周遊してくるコースを取ったので、距離的に半分は舗装路歩きとなった。車で新岳見橋付近まで行き、これから登る鎧岳を眼前に見て、少し戻った駐車帯に車を停めた。

鎧岳
新岳見橋付近から見る鎧岳
 駐車地点から車道を戻り、途中に鎧岳への標識が出ていたが、郵便局と診療所の並んでいる所の先から工事中の道に入った。日曜日にもかかわらず、工事をしており現場の人に林道に出る近道を教えてもらう。

 植林帯の中を行くと直ぐに林道に出、右折して道なりに入って行くと行き止まりとなる。ここに鎧岳への標識が出ている。ここからは急なジグザクの道が尾根まで続き、我慢の登りだ。まあ、前回の仏ヶ尾山のように、いきなりの急斜面というわけでなく、舗装路や林道を歩いてきているので、汗をかくものの苦しさはない。

 急斜面を登り詰めると尾根に出る。ここから鎧岳までは、緩い隆起の道。山頂直下に兜岳への分岐がある。鎧岳山頂は東側が伐採されて視界が開けている。眼下の町並みや倶留尊山などが眼前に拡がる。

 山頂から兜に続く道があるようだが「危険」の標識が出ており、先の分岐標識まで戻り兜岳に向かう。ここから、かなり急斜面の下りが続き、峰坂峠に出る。峠からは直登の登り、途中やや平坦な所もあるが、左側がスパッと切れ落ちて断崖絶壁になっている。もっとも笹や灌木が生い茂っているので恐怖心はないが、雑木がなかったら、さぞ怖い思いをすることだろう。

兜岳
立派な案内板の設置された兜岳
 急斜面を登り切ると、兜岳の山頂だ。昨年と違いアクリルの立派な標識が出ている。そういえば、昨年は、標識らしい標識は何もなかったが、全コースに渡って案内標識が出ていた。登山者が多くなったのだろうか?

 ここで昼食をとり下山するが、また急斜面の下りが続く。こちらは一箇所ロープの設置してあるところもあった。

 杉の植林帯の中を下り、最後にほぼ直角に左折して下っていくと「目無地蔵」のあるところに出る。ガイドブックには目無地蔵とあるが、なぜかのぼりには延命地蔵とあった。延命の方が御利益がありそうな気がするので改名したのだろうか?

 ここから舗装路を下り駐車地点まで戻ることになる。昨年来た時は車で通り過ぎるだけで気がつかなかったが、見事な紅葉もさることながら道路沿いから間近に見る山肌の岩盤は、ほぼ垂直に切り立っており迫力満点である。長い舗装路も、こういう光景に出会えると歩く価値もあり飽きずに歩き続けられる。

 新岳見橋付近まで戻り、改めて鎧岳を仰ぎ見ると、「登るより見る山」かな、と脳裏にちらついた。



名阪国道・上野インターを出て南下、名張で165号に右折。青蓮寺湖の標識で左折し香落渓谷を得て葛の集落に入り、岳見橋と新岳見橋の中間あたりにある駐車帯に車を停める。全線舗装路。