最近の山歩き




天狗岳 てんぐだけ (2646m) 長野県茅野市(唐沢鉱泉)
2001-08-05 天気 晴時々曇     同行者2名

場 所 北 緯 東 経
唐沢鉱泉駐車場 36°01′16″ 138°19′56″
西天狗岳頂上 36°00′57″ 138°21′30″
オレンジ色は地図による概算値
GPSによる位置データ

MapFan Web で地図表示(地図画面で縮尺変更可能)

駐車地点中心地図表示
地図中央十字印が駐車地点(実質登山口


地図のすぐ下クリック・天狗岳周辺の天気予報(二日分)

地図画面上でダブルクリックすると、そこが画面中央になります。




地図
登山コース
前夜発で涼しい所に行くことにした。別荘地「三井の森」を抜けるまでは、広い舗装路であるが3Kほど手前から未舗装となる。道幅も広く走りやすいが、路面が乾いているので土埃がすごい。

登山口になる唐沢鉱泉に着くと、広い駐車場には宿泊客か登山者か分からないが、ほぼ満杯状態でクルマが停まっていた。駐車スペースを見つけて朝まで寝ることになるが、夜中に寒くて何度も目が覚めてしまった。前々回の白山では、シュラフなど必要ない程度だったので持参しなかったのが裏目に出てしまった。着替用の衣類を掛けて何とかしのぎながら朝を迎える。快晴とまではいかないが、まずまずの天気である。


黒百合平
黒百合平のロッジ
唐沢鉱泉からの登山道は二つあるので時計回りの周遊コースにした。駐車場からロッジ前を通り過ぎると、右手に橋が架かっており、ここから天狗岳への最短コースにつながる。この道は帰り道にするので、そのまま直進すると、やはり右手に小さな橋があるところに出る。この橋を渡って登山道に入る。

道は、ゴロゴロした岩の歩きにくい道が続く。両側はカラ松が生い茂り余り日が射し込まないようだ。周囲はコケに覆われたところが多く、登山道の岩もコケがついているので滑りやすい。道は渋ノ湯からの登山道と合流し、やがて黒百合平のロッジ前に着く。

外のペンチでは2組の家族がバーナーを使い料理をしていた。朝食は駐車場で軽く済ませてきたが小腹が空いてきた。小休止して、ロッジでコーヒーを注文し、持参のパンを食べたが、コーヒーはインスタントでなかった。普段の朝食はコーヒとパンなので、こういう食事のほうが気分的に落ち着くような気がする。

ここから天狗岳には道がニ本あるようだが、岩場の直登コースを選んだ。岩場といっても危険な状態ではないが、途中二度ほど急な岩場を越えなければならない。足場が悪いので、時間的なロスが大きい。途中若い人がトントントンと軽く飛び降りるように下ってきた。羨ましいかぎりだが、とても真似など出来ない。見栄を張ってトントンと二歩までは何とか誤魔化せるだろうが、その後は転倒して大けがをするのは目に見えている。

天狗岳
西天狗岳から東天狗岳を見る
前方に二つのピークを持つ天狗岳が見えるが、ガレの岩場ばかりの道なので何だか遠くに感じてしまう。一歩一歩足場を選びながら進んでいくと、やがて東天狗岳の山頂に着く。ここからの展望は、いままでの歩きの辛さを忘れさせるほどのものがある。北側には優美な蓼科山がそびえているし、反対側には硫黄岳、その右手後方に赤岳横岳のピークが目に入る。西側には三角点のある(西)天狗岳がある。

昨年登った蓼科山でもそうであったが、地形の関係か晴れていても、下方からガスが上がってきて周囲の山々が見え隠れする。時には黒い雲に覆われ雨が降ってきそうな状況にもなる。

西天狗岳はピークがやや平坦であるが、見晴らしが少し損なわれる。ここから急な岩場を一気に下り、少し上り返す。途中「第一展望台」と標注のある所を通るが、ここから降りてきた天狗岳を始め赤岳など八ヶ岳の峰々が大パノラマ状態である。こちらからのコースを取れば、この景色を見て感動するか、これから登る天狗岳への急勾配を見て腰が引けるかであろう。

やがて道は尾根から外れ分岐を右に進むと、登山口の唐沢鉱泉に着く。今回のコースは全行程といっていいほど、足場の悪い岩だらけの道が続く。土道のコースだと大体ガイドフックの所要時間で歩けるが、今回は5割り増しといったところ。足腰の弱さが暴露されるコースであった。充分な休憩時間も含め、全行程9時間余り、たっぷりと山のすばらしさを堪能した一日でした。



中央道・諏訪インターから奥蓼科方面に向かい、「福沢工業団地」の標識の出ている信号を右折すると、あとは一本道で三井の森を抜け、唐沢鉱泉に至る。
3Kほど未舗装路があるが、綺麗に成らしてあるので普通車可。