最近の山歩き




修験業山 しゅげんぎょうやま (1094m)
栗ノ木岳 くりのきだけ (1068m)  三重県美杉村(伊勢奥津・若宮八幡神社)
2001-05-04 晴     同行者2名

場 所 北 緯 東 経
神社前の駐車場 34°27′47″ 136°16′14″
修験業山頂上 34°27′02″ 136°15′42″
栗ノ木岳頂上 34°26′58″ 136°16′37″
オレンジ色は地図による概算値
GPSによる位置データ

MapFan Web で地図表示(地図画面で縮尺変更可能)

駐車地点中心地図表示
地図中央十字印が駐車地点(実質登山口


地図のすぐ下クリック・修験業山周辺の天気予報(二日分)

地図画面上でダブルクリックすると、そこが画面中央になります。




地図
登山コース
 今日は祭日と重なり、連れが一人できた。いつもと同じように自宅を出たが、連休のせいか名阪国道は混雑している。しかし、国道156号から分岐し県道に入ると車もほとんど通っていなくて走りやすい。この調子だと、日帰り登山者は少ないのではと、登山口になる若宮八幡宮に9時少し過ぎに着くと、車が何台も停まっている。

 予想に反して人気のある山なのかなと思いながら身支度していると、白装束の神主さんらしき人が近づいてきて、「本当は昨日の行事だが、天候の都合で今日になり、信者さんと年一度の山頂での祭事があり、9時半頃出発するので、それまでに出られた方がいいですよ」と忠告してくれた。修験業山の少し手前の尾根に高ノ宮という神社マークがガイドブックに載っていたが、そこでお祭りがあるらしい。車の大半は、どうやら信者さんの登山者のようだった。

 急いで身支度し、駐車場から鳥居をくぐり灯籠の立ち並ぶ参道を歩いていくと、林道のような道になる。両側にはモミジなのかカエデなのか分からないが幼木が添え木で支えられて植えられている。まだ、植えたばかりのようで、添え木の防腐剤の臭いが強い。

 やがて登山道は左のほうに分岐していくが、谷川の水音を聴きながらの道中となる。いつの間にか水音も聞こえなくなると、山腹をジクザグにつけられた道となり、登り詰めると両側が切れ落ちた尾根になる。ここからは両山頂まで尾根道となる。

山頂
修験業山山頂
 道は急になったり緩くなったりしながら続くが、所々にシャクナゲの綺麗な花などが見られるようになり、やがで修験業山と栗ノ木岳の分岐点に出る。この辺りはバイケイソウの大群落となっており、新緑の葉が瑞々しい。修験業山には、ここから右に行く。途中に高ノ宮と呼ばれる所があり鳥居が建っている。ここを通り過ぎしばらく行くと、修験業山の山頂だ。ここからの展望は余り良くないが、広く刈り込んであるので、周辺部を含めて休憩するにはいい。

 しかし、今日は途中の高ノ宮で祭事があるそうなので、長居していると、狭い尾根道を通り抜けるのは邪魔をすることになるので、小休止に止め、栗ノ木岳に向かうことにした。高ノ宮を通過する頃は、信者さんらしき登山者が弁当を広げたりしてくつろいでおり、傍らでは、神主さんや手伝いの人が、お供え物や酒など供える準備中だ。この辺りもシャクナゲが綺麗に咲きほこっていた。

 行きに通った分岐点をそのまま直進すると、バイケイソウの株も増えてきた。その間にはカタクリの花もちらほら見られる。そのうちに道の両側はシャクナゲの木が多くなり、あちこちで花が見られる。今が一番見頃のようで、山歩きを初めて、これだけいいタイミングで花が見られたのは初めてだ。花に見とれながら歩いていると、いつの間にか栗ノ木岳の山頂に着いてしまった。ここは北から西にかけて展望が開けているが、今日は周囲の花に圧倒されて展望どころではない。

山頂
栗ノ木岳山頂
 栗ノ木岳山頂写真では広角のためと、縮小してあるので、花がよく写っていないのが残念であるが、この山頂周辺もシャクナゲの花でいっぱい。ここでジックリ腰を落ち着け昼食を取ることにした。ここで食事をする人が多いのか、ハエやブイが多く少々気分を損ねる。

 山というより花との別れを惜しむように下山することにするが、元の道に戻らず、若宮峠経由で戻ることにした。栗ノ木岳から直ぐの所に岩が少し突き出たようなったところがあり、ここから局ヶ岳のピークがよく見える。ここからの下りはかなり急で、前日の雨のせいか、道も滑りやすい、ロープが設置してあるが下りの難所である。下りきってから気が付いたが、どうも巻き道があるようだ。登山道と木の枝に札がかかった道が横に続いていた。

 この後も急な下りが続くが、下りきると若宮峠と標識のでている所に出る。ここから直角に左方向に進むが、ここからは尾根でなく山腹を斜めに下る。山腹を行くと、直ぐに登山道が崩れ谷のようになっているところを通過。山上からずっと続いているので、豪雨か台風で押し流されたようだ。踏み跡もついており何とか渡れそう。こちらの道は踏み跡も薄く分かりにくいが、木々に目印が付いているので道を外す心配はなさそうだ。やがて道は水音がする谷川沿いに進むことになる。

花
シャクナゲ
 何度も何度も沢を渡り返しながら進むが、普段より水かさが多いのか、靴を濡らさずに渡るのが難しい。この沢沿いの道も所々崩壊した箇所があり、一瞬どう通ったら?と迷うこともあったが、先人の足跡が付いているので、その通り行けばいいのだが、つかまるものがないと高所恐怖症で道が道として付いてないと、足がすくんでしまう。

 まあ何とか無事に通過し登山口に戻ると、車が停まっているので、行きには全く気づかなかったが、そこは駐車場のトイレの横の所だった。車の大半はまだそのままだ。信者さんたちは、まだ山で行事を行っているのだろうか?。

 着替えをしていると一人の老人が近づいてきて親しげに話しかけてきた。修験業山から、さらに進むと、シャクナゲのトンネルがありそこを見てくるといいと言う。ただ、その先は下山道がないので強引に下ってくると、そこの谷に出る、などと教えてくれた。

 出発時に聞いていれば、見てこれたかもしれないと少しばかり残念ではあるが、道のない所を強引に下りてくる気にはなれなかった。なぜなら、登山口まで戻った時は、ようやく着いたという気分だったし、正規の登山道を歩いても結構ハードな部類に入るのではないかと思ったからだ。

 追:今回もGPSの山頂データがいいのかな?と疑問符がついた。振り返ってみると、過去の疑問符も単独でなく複数で出かけたときに起こっている。どうも、他人と一緒だと落ち着いて計測していないのかもしれない。しかし、使っているGPSは3個以上の衛生を受信しないと画面にデータが表示されないし、データとして記憶しないようになっているので、データそのものが間違っているわけではないと思うのだが・・・



伊勢自動車道・久居インターを出て、青山方面に右折。165号を8Kほど進むと、近鉄の高架を抜ける。通り抜けて直ぐの信号を左折し突き当たりのT字路を右折すると、県道15号になるので、そのまま奥津の国道368号にぶつかるまで進む。368号に右折し、信号まで行くと、若宮神社への標識が出ているので、左折。あとは道なりに行けば神社前の駐車場まで行く。全舗装路。