最近の山歩き




西台山 せいだいさん (949m) 岐阜県谷汲村(のりこし峠)
2001-04-20 晴     単独

場 所 北 緯 東 経
のりこし峠 35°34′38″ 136°34′52″
西台山頂上 35°34′37″ 136°34′38″
オレンジ色は地図による概算値
GPSによる位置データ

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駐車地点中心地図表示
地図中央十字印が駐車地点(実質登山口


地図のすぐ下クリック・西台山周辺の天気予報(二日分)

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地図
登山コース
 ガイドブックに「ベテラン向き」とか「上級者向き」などとあると、それだけで腰が引けてしまう。気にはなっていたが、なかなか決心がつかず延び延びになっていた山の一つである。

 あるガイドフックに「西台山」がベテラン向きとして紹介されていた。難易度も、岩のぼりとか沢を登るとか技術を要するもの、時間的に体力を要するもの、登山道がハッキリしないもの、などで分類されているようだが、技術的に難しいものは今後も挑戦する気はないが、今回の山は、紹介されるまで登られることが少なく、道がないコースのようだった。

のりこし峠
のりこし峠・東屋のある広場
 しかし、道のないコースといえど、本に紹介されると、登る人も出てくるようで、確かに道のハッキリしない所もあったが、随所にマーカのテープが付いているので迷うこともなく、山頂を往復できた。

 登山口の「のりこし峠」には、ミイラで有名な横蔵寺のすぐ手前で、水島・横蔵林道が左に続いているので、そこに入る。林道は全線舗装されているが、峠まで曲がりくねった登り道で、落石が多い。数カ所大きな岩も落ちていた。道路脇の灌木が道に半分ほどかかっている所もあり、枝が擦りそうになるところもある。のりこし峠には東屋や記念石碑など建っており広い駐車スペースとなっている。西台山に登る以外何もないのに、このスペースは何なんだろう?

 西台山への登山口は、道路反対側にある。入口付近に標識は出ていないが、それらしい踏み跡がある。歩き始めるとすぐ、道の両側にカタクリの花が咲いていた。この山はカタクリが多いようで、道中山頂近くまで見ることができる。道はすぐに分岐するが、真っ直ぐの道の方が良いので一瞬迷うが、赤いテープなど付いているので、右手の荒れた細い登り道を行く。

山頂
西台山山頂
 山腹の細い道を登っていくとピークらしきところに出る。右側に視界が開け伊吹山らしきものが霞んで見える。春は天気が良くても霞んで展望は余り望めない。

 ここからひと下りして、また登りとなるが道がかなり分かりづらい箇所がある。目印のテープを見落とさないことと、尾根道となるので尾根を外さないように歩く。やや急な岩場の登りを過ぎると、やがて山頂に着くが、三角点はない。登頂記念プレートなどなければ通り過ぎてしまうような所だ。見晴らしも良くない。

 山頂近くの窪地には、まだ残雪も少し残っている。新芽もあまり芽吹いていない状態だが、途中でカタクリ以外にも、イワウチワやヒトリシズカなど春を告げる花が綺麗に咲きほこっていた。

 この山は、展望を愉しむ山でなく、若干のルートファインディングをしながら変化のある道を歩くのに向いている。ただ目印のテープが至る所に付いているので迷うことはないと思う。ベテランの登山者は、このテープを嫌う人もいるが、私のような初心者には大変ありがたい存在である。この山も道がハッキリしない所があるので、テープがなかったら確かに上級者コースであるが、先人のテープのおかけで楽に登ることが出来る。

 公表されたら秘境も秘境でなくなるし、道なき道にも道がついてしまう。西台山の登山道も、人が登るにつれて、ハッキリした道になっていくことだろう。


西台山で見られる春の花

花
イワウチワ
花
ヒトリシズカ
花
カタクリ



国道21号経由で大垣から417号に右折し北上。303号に左折して少し行くと、広域農道が「谷汲」に続いている標識が右側に出ているので、そちらに入る。農道といっても2車線の走りやすい道。後は「横蔵」への標識に従い進む。横蔵寺に着く、直ぐ手前で水島横蔵林道の標識が出ているので、そこを左折。後は道なりで登山口の「のりこし峠」に着く。

この林道は舗装されているものの落石が多いので注意。4/30までのりこし峠から先、水島方面には工事のため全面通行止め。