最近の山歩き




経ヶ岳 きょうがたけ (1625.2m) 福井県大野市(六呂師スキー場上・法恩寺林道休憩所)
2001-09-14 曇のち雨     単独

場 所 北 緯 東 経
展望地・駐車地点 36°01′47″ 136°35′37″
経ヶ岳頂上 36°02′32″ 136°37′28″
オレンジ色は地図による概算値
GPSによる位置データ

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駐車地点中心地図表示
地図中央十字印が駐車地点(実質登山口


地図のすぐ下クリック・経ヶ岳周辺の天気予報(二日分)

地図画面上でダブルクリックすると、そこが画面中央になります。




地図
登山コース
 出かける頃は雲もきれ、青空がのぞいていたので大丈夫だろうと、福井県の大野市と勝山市の境にある経ヶ岳に行くことにした。

 東海北陸道に入り、美濃を過ぎる頃、突然の豪雨となり前が見えないほどの降りになる。戻ろうかと思ったが、今回の山は初めてなので、登山口の下見を兼ねてドライブでもと、目的地まで行くことにした。

 しかし、白鳥インターを出て 158 号を大野方面に進む頃には雨も降っておらず、局地的な雨のようだった。荒島岳の登山口にもなる勝原スキー場の標識がある所を過ぎ、しばらく行くと「六呂師高原・六呂師スキー場」への案内標識の出ている所を通る。信号はないがこゝで右折し、標識に従って進むと、右側に『広域基幹林道・法恩寺線』への分岐標識が出ているので、そちらに入る。

 林道は舗装され、ギリギリ二車線の良い道であるが、あまり利用されてないのか両側のススキなどが道路側に茂り道幅を狭くしている。曲がりくねった登り道が続き、途中から下りになり、通り過ぎてしまったのかと不安になるが、やがて、この林道完成記念の石碑やベンチなどある休憩所に着く。9時半着、名古屋から3時間余りだ。158号は空いてるので北陸道・福井経由より速く行けるように思う。

写真タイトル
展望休憩所
 駐車場はないが、写真手前の所が広くなっているので道路脇に数台停められる。この休憩所の道路反対側に、林道開通の立派な記念石碑が建っている。登山口はこの裏辺りかと思ったが、林道を少し下った所に標識が出ている。

 クマ出没と看板のある所から山道に入るが、やや急な登りで両側から雑木の枝葉が上空を覆うようにトンネル状になっている。雨は降っていないが蒸し暑く汗が滴り落ちる。視界が開けると保月山1273mに着く。

ここからは足場の悪い露岩の岩場や朽ちた木製ハシゴやロープの設置してある急斜面など通るが、ロープを使わなければならないほどではない。登山道の両側はササになり釈氏ヶ岳と標識の出ている、やはり広場となったところに出る。経ヶ岳までは、いくつものピークを越えていく縦走路となっているが、ガスで視界が悪く周辺部はほとんど見えない。

 やがて次の名前の付いているピーク中岳1467mを通過。ここから一気に下りきった所に「切窓」と標識の出ているコルに着く。ここは登山道とほぼ直角にV字状に視界が開けている。他からの登山道か排水道なのか分からないが細い道らしきものもついている。

 ここから経ヶ岳までは急な長い斜面を直登することになる。ガスも濃くなり周囲の状況も良く分からない。雨がポツポツしてきたが、大したことはない。ぬかるんだ急な斜面を登りきると経ヶ岳の山頂。残念ながらガスで展望はない。

山頂
経ヶ岳山頂
 一息入れて遅めの昼食でもと証拠の山頂写真を写した直後、急に突風のような強い風が吹き出し、雨がザーザーと音を立てて降ってきた。雨具を出す暇もなく傘をさせば、骨が折れてまくれ上がり台風の中にいるような状況になってきた。

 辺りを見回しても雨宿りするような立木は見当たらない。嫌いな雨具を着け早々に下山することにしたが、急斜面の下り道は雨の通り道にもなり、ツルツルとよく滑る。天気がもっとひどくなると思い、慌てて下山したが、切窓から中岳あたりに戻ったら、すっかり雨は上がってしまった。前線の通過だったのか山頂付近だけのことなのか、経ヶ岳を振り返ってもガスで何も見えない。

 雨はあがったが、行きに通った僅かに水のあった湿地帯は一時的に沼地のようになり、足首まで水に浸かってしまうので、靴の中に水が入り気持ちが悪い。

 濡れた衣服の上から雨具を着けたので蒸れがひどく、よけいに気分が悪い。雨もあがったので、雨具を脱ぎ気分転換に花など二三枚撮りながら駐車地点まで戻った。山頂までは雨にも降られず行けたということで良しとしよう。

 ただ気になったのは、陽気のせいか時期的なことなのか、登山道にやたら蛇が多かった。大小の蛇が登山道の行く手におり、保護色のような色をしているので近くまでいかないと見分けが付かない。しかも、蛇のほうも、あと一歩で踏みつけてしまう所まで近づかないと動かない。いきなり足下でニョロニョロと動かれるとドキッとしてしまう。特に、登山口から釈氏ヶ岳辺りに沢山いた。下山時にも何匹か登山道にいた。この時期、茂みの中より、露出した岩や土の上がいいのかもしれない。

 久しぶりの単独行、山でも誰にも会わず理想的な一日であったが、代わりにクマでなく、沢山の蛇に出迎えられた山行きでした。



 東海北陸自動車道・白鳥インターから158号線で大野に向かう。六呂師スキー場方面に入り、途中、広域基幹林道法恩寺線に分岐。ベンチ、テーブルの設置してある展望休憩所前に駐車。全線舗装路