最近の山歩き




古ヶ丸山 こがまるやま (1211m) 三重県宮川村(犂谷公園)
2001-12-07 晴     単独

場 所 北 緯 東 経
公園の駐車場 34°18′45″ 136°14′21″
古ヶ丸山頂上 34°18′44″ 136°12′04″
オレンジ色は地図による概算値
GPSによる位置データ

MapFan Web で地図表示(地図画面で縮尺変更可能)

駐車地点中心地図表示
地図中央十字印が駐車地点(実質登山口


地図のすぐ下クリック・古ヶ丸山周辺の天気予報(二日分)

地図画面上でダブルクリックすると、そこが画面中央になります。




地図
登山コース


 422号を大杉方面に進むと道路沿い右手に犂(からすき)谷公園という難しい漢字の公園というより休憩スペースがある。ここには東屋や公衆電話、トイレ、更衣室などあり登山者の便を計らってのことなのだろうか。トイレも掃除がいきとどき綺麗でした。

写真タイトル
尾根から見る古ヶ丸山
 さっそく着替えて公園横の舗装された林道に向かうが、入口に「伐採作業の為、当分登山道は使えない」という主旨の立て看板が出ていた。また車進入禁止の杭も外されていた。わざわざここまで来て他の山も思いつかないので、ダメで元々と行けるところまで行くことにした。

 林道は1.5から2車線ほどの舗装されたいい道。最近林道歩きが続いているので余り苦にならなかったが、さすがに帰りは嫌気がさした。途中で木材を満載したトラックが下ってきた。更に進んでいくと、道を塞ぐように切り出した丸太が積まれており、数人の人が作業中。「今日はここまでか」と思いながら近くの人に古ヶ丸山まで行きたいと言ったら、余りいい顔をされなかったが通してくれた。

 やがて林道は行き止まりとなり地道となる。レンガ滝と古ヶ丸山の分岐標識の所に出る。先にレンガ滝を見に行くことにした。落差25mほどの滝は赤茶けたレンガ色をした岩肌を豪快に音を立てながら落ちていた。分岐まで戻り斜面をジグザクに登っていくと、鹿など獣害から植林の幼木を守るための金網フェンスが張ってある所に出る。扉の奥に道は続いているので中に入る。

 水のない岩のゴロゴロした沢を渡りフェンスを抜け標識に従って進む。この辺は作業道も多いが各分岐には古ヶ丸山への標識が出ているので間違えることはない。

 やがて登山道を覆うように伐採した大木が散乱しているところに出る。たぶん、ここの作業のために登山中止になっていたのだろう。木材で道が分かりにくくなっているが、これを過ぎれば地図(1)の分岐に着く。ここに一度尾根に出てから行くコースと直接山頂を目指すコースに分かれる略図があった。尾根道の方が景色も良さそうなので左側をとり急な斜面を登っていく。両側にはシャクナゲが目立つ。尾根に出ると、そこは1056mのピーク。

写真タイトル
岩が散乱している山頂
 ここからは緩いアップダウンの快適な尾根道白い岩が目立つようになると山頂も近い。山頂には登頂記念プレートが多く人気のある山らしい。今日は風もなく穏やかな日よりなので、山頂ではのんびりしすぎてしまった。慌てて下山することになるが、地図(2)のところで「からすき谷」への標識が出ており、これが(1)に続いているものと下ることにした。

 道はかなり急で踏み跡は薄い、木々についた目印のテープを追いながら進んでいく。(3)の分岐を見落とし、急な尾根をテープに導かれ更に下っていくと古い作業小屋のある所に出た。ここからは水はないが大きな岩が散乱する沢下りのようだ。ここまでは赤いテープが付いていたが、パッタリと見かけなくなった。このまま下れば「レンガ滝」付近に出られるような気もするが、下ってきた道を思うと、この先も道がハッキリしないだろうと戻ることにした。テープを見つけられない限り無闇に下るわけにもいかない。日が暮れるのも早くなっているので時間的な余裕がない。

 急な斜面を登り戻るのは結構辛い。途中地図(3)地点で東寄り奥の方に黄色のテープが目に入った。こちらのほうが比較的道は緩いので一か八かで進んでいくと、(1)の分岐に出た。(3)地点で曲がらなければならないが、新しい赤いテープの方が目立つので付いていくと小屋の方に行ってしまう。踏み跡が薄いのも間違える元である。山慣れした人以外は尾根道コースを往復したほうが無難である。

 帰りの林道では既に作業は終わり誰もおらず。大量にあった木材もほとんどかたづけられていた。林道入口には、進入禁止の杭が伸びていた。登山口出発9時頃、下山4時20分。山頂でユックリし過ぎたのと下山時道を間違え、思わぬ時間を食ってしまった。駐車地点では、すっかり夕暮れの情景だ。



伊勢道・勢和多気インターから42号尾鷲方面へ。三瀬谷の宮川方面標識で県道31号に入る。道なりに進むと422号となり大杉谷方面に向かう。途中で「八知山トンネル崩壊危険通行止め」の標識があり、左の迂回路経由で進む。道路右側に犂谷公園の看板が出ている。
全線舗装路
追記 GPS と二万五千分の一地形図

 これまでガイドブックの簡単な略図で済ませていたが、今回二万五千分の一地形図を持参した。本末転倒であるが、地形図を持っていっても使いこなせず持って行かなくなってしまったものの一つである。

 GPS を持ち歩くようになり、かなり正確に位置データを拾うことが判ったので、現地で現在位置を知るのに使えるのではと、地形図に経度緯度を1分毎に引いて必要箇所をコピーして持参した。

 GPS も予想より受信感度が良い。雑木林の中なら何とか受信してくれる。しかし、成長した植林帯の中では全く役に立たない。今回も図2 の分岐から小屋の少し下辺り(4)まで全く受信不可でした。小屋の前でも天空が開けていたにもかかわらず受信出来ませんでした。それで沢沿いに下った所で位置を知り、引き返したような次第です。(しかし、このまま進むか引き返すかの判断は非常に難しい)

 だから3 の位置は適当な箇所です。最新の電子機器を使用したとしても「山歩き」には非科学的な山勘を必要とする。これがまた山歩きを面白くする要素の一つである。もちろん登山道の整備されたハイキングコースなら何ら必要もないことであるが、踏み跡の薄いマイナーの山に行くようになり必要性を実感している。

 GPS と地形図の組み合わせは、かなり役に立ちそうですが、完全なものではありません。状況によっては受信できないことがあり、誤差の大きいデータを示すこともあるので、全面的に頼ることは出来ない。今後この組み合わせで使い続け、現在位置が判ったところで、地形図から地形を読みとる練習をしてみようと思っている。実際の使用でどれくらい役に立つものかテストしてみるつもり。これで「山歩き」を愉しむための要因がまた一つ増えた。

 結果報告はいつになるか分からないが、別のコーナーにでも追記する予定。