最近の山歩き




桧塚奥峰 ひのきづかおくみね (1420m) 三重県飯高町(木屋谷林道奥)
登山口→桧塚→桧塚奥峰→明神岳→明神平→奥山谷→ワサビ谷出合→下山口→林道→登山口
2001-10-19 快晴     単独

場 所 北 緯 東 経
林道脇の駐車場 34°22′21″ 136°07′22″
桧塚奥峰頂上 34°21′40″ 136°06′48″
オレンジ色は地図による概算値
GPSによる位置データ

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駐車地点中心地図表示
地図中央十字印が駐車地点(実質登山口


地図のすぐ下クリック・桧塚奥峰周辺の天気予報(二日分)

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地図
登山コース
 前々回は登山口が分からず、違う山に変更してしまいましたが、再度行くことにしました。国道166号から蓮ダムのある香肌峡温泉方面に左折。蓮ダム湖を左手に見て、車を進めると道がV字状に分岐するところを通る。地図には青田とあるが、そのような標識は出てない。左が木屋谷林道の標識が出ているので、そちらに入る。

 道は舗装されており走りやすいが、あと1.3Kmほどの所から未舗装となる。この未舗装となる少し手前に広いスペースがあるので、そこから歩くのもいいが、登山口まで普通車でも何とか入れる。

 桧塚への登山口の前と、直ぐ下のカーブした所に車を停めるスペースあり。更に林道を数百m行くと万才橋の手前に、今回の下山口となった「明神平」への登山口があり、車2台が停められるスペースあり。

桧塚
桧塚
 林道から登山口の取付には標識が付いているが、小さいので走行中は見落としやすい。取付から、やや急な登りが始まる。成長した植林の中で見通しは悪い。途中何度が林道のような広い道を横切りながら、快晴にもかかわらず、ほとんど陽の射し込まない斜面をジグザグに登っていく。

 見晴らしの悪さに少々嫌気がさしてくる頃、植林がなくなり展望の良い尾根に出る。ここからはブナなど樹木もまばらで360度視界が開けた別天地になる。背丈の低いササ海の中を登っていくと木のリボンの下がっている分岐に出る。標識はないが、左が桧塚、右に行くと桧塚奥峰。

 桧塚までは、ここから10分ほどの所で、緩い斜面を一度下り登り返すと三角点のある桧塚に着く。分岐まで戻り桧塚奥峰に向かうが、これも直ぐ着いてしまう。こちらは山頂というより通過点のピークのような感じで標識がなければ通り過ぎてしまう。ここからの展望は今一つであるが、数10m先に見晴らしの良い場所がある。ここからも先ほどの桧塚の山頂方面が一望できる。

 この桧塚奥峰が県境を除いて三重県の最高峰ということだが、三角点はない。最初の予定では、ここまでのつもりであったが、お昼少し前なので、明神岳まで行ってみることにした。奥峰の山頂プレートの掛けてある所から、ほぼ直角に右折し緩やかに笹原の中を下っていく。

 しばらく行くと、また分岐になるが、右折する方には倒木が道を半分塞ぐように置いてあるので、直進するのかと思い、真っ直ぐ行ったら段々道がはっきりしなくなってしまった。ただ、木々には目印のテープなどが巻いてあるので、何処かに通じる道なのかもしれない。こちらの道の途中には「千石平」というプレートが木に掛かっていた。

山頂
桧塚奥峰
 分岐まで戻り、もう一方の道を行く。こちらの方が踏み跡がハッキリしている。緩い下り道を行くと明神岳への急な直登に出た。ここで下山してくる登山者に会う。P1地点から奥山谷を通り、こちらに下ってきたという。奥山谷のコースは、テープが付いているので道を間違えることはないが、かなり荒れているという。時間的には、来た道を戻った方が早いということでしたが、せっかく来たので奥山谷経由で下山することにした。

 まずは明神岳に着くが、ここも単なる尾根のピークのようで標識がなければ通り過ぎてしまうような所だった。明神岳を下ると見覚えのある明神平に出る。手前の古い方の小屋で右折し雑木の中に入って行くと木々にテープが付いている。それを追っていくと水の流れる谷に出る。

 ここから奥山谷に沿って下っていくのだが、想像以上に道が崩壊しており、倒木などもあり緊張を強いられる。踏み跡もほとんどなく頼りは木に着いたテープだけだ。台風のもたらした雨で水量が多いのか、谷を渡りかえすのに足場になる石が水没している。木屋谷川出合辺りだと思われるが、登山道上に丸太三本の橋が架かっている。しかし半分傾きコケが生え朽ちている。最も新しい橋であっても、こんな高所にある丸太橋など私には渡れないが、谷に一旦降りて谷川を反対側に渡ることになる。

 崖のような所をよじ登り上に出るが、テープが付いてなければ、本当にこれが登山道なのかと疑うほどだ。道は最後まで気の許せない崩れた箇所がいくつかあった。

 いくつかの山を歩き、単調さに飽きた人には、この奥山谷コースが面白いかもしれないが、一般的なコースとは言えない。今回のように周遊するなら行きの登りに利用した方がいいように思う。私のような膝の弱い者は、下りの崩壊個所は過剰に緊張する。

 それでも、思い切って周遊してきて良かった。大満足である。チャンスがあれば、また歩きたいコースの一つにあげられる。それにしても、隣の奈良県境の明神岳の方が高い為なのか、桧塚には三角点があり、桧塚奥峰が境を除く最高峰なのに道路地図などには載っていないのは、何とも腑に落ちない。



松阪インターを出て信号右折。166号に出て飯高・桜井方面に進む。蓮ダム、香肌峡への分岐標識で左折し、櫛田川に架かる橋を渡って蓮ダム湖の右側を行く。木屋谷林道への標識が出ているV字状の分岐で左に入る。後は道なりに進めば登山口に至る。
登山口手前1.3Kmほどが未舗装。
いずれも進行方向左側に登山口の標識が出ているが、未舗装になり1Kほど走ったら左側を注意して走らないと、標識が小さいので見落としやすい。