最近の山歩き




鉢伏山 はちぶせやま (1929m)
高ボッチ山 たかぼっちやま (1665m) 長野県岡谷市
2001-06-24 霧雨     同行者4名

場 所 北 緯 東 経
高ボッチ山の駐車場 36°07′55″ 138°02′27″
鉢伏山の駐車場 36°09′48″ 138°03′38″
鉢伏山三角点 36°09′35″ 138°03′44″
オレンジ色は地図による概算値
GPSによる位置データ

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駐車地点(高ボッチ)中心地図表示
駐車地点(鉢伏山)中心地図表示
地図中央十字印が駐車地点(実質登山口


地図のすぐ下クリック・鉢伏山周辺の天気予報(二日分)

地図画面上でダブルクリックすると、そこが画面中央になります。




地図
登山コース
 ツユに入り、降ってなくても、いつ降りだすか分からないような毎日が続いております。思いつきによる日帰りとなると、雨が降るかもしれないと思うだけで行く気が失せてしまいます。

 今回はいつもと趣向がちがって、山登りというより花を見る目的のご夫婦に誘われてのコースです。前からの約束なので、天気が悪いからと中止するわけにもいきません。早朝に発てば十分間に合いますが、前夜発の車中泊となりました。

 塩尻峠を越え、高ボッチ高原への道に入ると、霧が出て前がよく見えない状況、それこそ歩くような速度で車を進める。高ボッチ山の所に広い駐車場があるので、そこで仮眠することにした。

 明け方目を覚ますと、ザーザーと音が聞こえるほどの雨、風も吹いている。とても外に出る気にならないので、また少しばかり寝る。雨も小康状態になってきたが、辺りはガスがかかり、よく見えない。花も見当たらないので、上の鉢伏山に車で行くことにした。道が終点になったところに山荘があり、その前に駐車場がある。但し、自然保護の為とか有料で500円。

 雨はかなり小降りになってきたが、風があるので傘だけでは濡れてしまう。しかたなく雨具をつけることにしたが、ザックは持たなかったので、今回は背中が蒸れることもなかった。

山頂
鉢伏山山頂と展望台
 駐車地点は山頂直下だし、この辺りは高原で道も緩やか、散歩しているような気分だ。歩き始めて直ぐに、鉢伏山と前鉢伏山の分岐となり、右への鉢伏山への道をとる。道の両側には、いまレンゲツツジが満開で赤い花が次々と目に入る。

 雨もほとんど止んできたが霧でぼんやりした風景で近辺しか見えない。やがて道の左側に三角点のある所を通過する。少し先に鳥居のある鉢伏神社があり、そこを過ぎると「鉢伏山山頂」と標識の出ている展望台がある所に着く。しかし、辺りは霞んでほとんど見えない。折り返し、前鉢伏山に行くことにした。

 レンゲツツジが目的なら、前鉢伏山に行くことをお奨めする。こちらの方が群生している密度が高く、それこそ一面が花で真っ赤に染まっている。写真マニア?が大勢傘をさして、三脚を構えている。鉢伏山の方では三脚を立てている人は見当たらなかったが、よくポイントを知っているものだと感心するが、皆無言でカメラをのぞき込んでいる。

 高山植物の宝庫であるそうだが、他にもいろんな花が咲いている。日頃無関心のため、ほとんど名前が分からない。しかも、レンゲツツジの強烈な彩りに圧倒され影が薄い。花の咲く季節は人も多い。こんな天気にもかかわらず、多くの年輩者が元気良く散策している。皆花に感動してニコニコして愉しそうに見える。

レンゲツツジ
辺りはレンゲツヅジの大群落

 花を見て「きれい」とか「美しい」とか確かに感じる。間違っても「汚い」とか「気分が悪い」とは思わない。しかし自分が異常なのか、「ワァーきれい !!!」と感動詞がつくほど感激も感動もない。だから、花の名前もなかなか覚えられないのだろう。おそらく一人でこの場面に遭遇していたら、「ツツジらしき花がいっぱい咲いていた」で終わってしまうことだろう。

 一通り散策したあと、高ボッチ高原の駐車場に戻る。朝と違い多くの車が停まっていた。天気の方も快復してきたが、まだ周囲はガスに包まれている。一応、高ボッチ山にも行ってみたが、予想通り?ガスで周囲は何も見えない。晴れていれば眼下に諏訪湖、遠くには富士山まで見えるという。

北アルプス方面
高ボッチ駐車場から北アルプス方面
 お昼を過ぎてしまったが駐車場で食事にする。東側の高ボッチ山の方は、あいかわらず曇っているが、しばらくすると西の空が晴れてきた。雲の合間から北アルプスの峰々が顔を出したり、雲に隠れたり。

 立派な方位盤があるので、山名がよく分かる。そのうちに松本方面の市街地も見えてきた。なかなか雄大な景色である。周辺部に目をやると、この辺りにもレンゲツツジがある。しかし、花の時期は過ぎているのか、雨風のせいか、花が落ちているのが多い。

 花を目的とした散策は時期的なタイミングが難しい。同行したご夫婦は、実は二週間前にここに来ている。しかし、時期が早くて葉も出てなく花が咲いてなかったので、今回の計画となったわけである。

 ガイドブックには確かにここは高山植物の宝庫で、レンゲツツジのことも載っている。そんな文面は眼中にないので、おそらく単独行では来ない山の一つである。便乗したおかげで新しい体験をすることができた。今回の地図には駐車地点からの歩行経路が記入してない。書き忘れたわけではない。何故なら、花を追いかけ、遊歩道のような道をあちこち歩いたので、あえて書き加えないことにした。ただ、山歩きが目的とするものには少々物足りないものがあった。



中央道・岡谷インターから塩尻方面に向かう。塩尻峠を過ぎた辺りで、右側に「高ボッチ」への大きな標識が出ているので、そこを右折(信号なし)。後は標識に従い進めば、高ボッチ高原に入る。全線舗装路だが道幅が狭く観光客の車が多いので対向車に注意。