最近の山歩き




白山(御前峰) はくさん(ごぜんみね) (2702m) 石川県白峰村(別当出合)
2001-07-20 晴     同行者3名

場 所 北 緯 東 経
市ノ瀬駐車場 36°06′39″ 136°42′28″
御前峰頂上 36°09′08″ 136°46′28″
オレンジ色は地図による概算値
GPSによる位置データ

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駐車地点中心地図表示
地図中央十字印が駐車地点(実質登山口


地図のすぐ下クリック・白山周辺の天気予報
(二日分)

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地図
登山コース
 白山は3年ぶりになる。前回は登山口の別当出合まで車が入ったが、車での登山者が増えたのか規制が厳しくなり、7.8月の木曜日から日曜日まで市ノ瀬までしか入れない。同行者の都合で夜10時過ぎの出発となり午前2時頃に市ノ瀬に着いた。真夜中だというのに警備員の人たちが駐車場に誘導しているが、駐車スペースは十分に空いていた。

 一番早いバスは5時ということで、直ぐに仮眠に入ったが2時間ほどしか眠る時間がない。しかし、この一番早いのに乗らないと日帰りは難しいので何としても乗らなければならない。乗客が多いので3台ほど同時に出発。曲がりくねった道をバスに揺られて9Kほど、別当出合に着く。乗車前に朝食を取る余裕がなかったので、ここで軽く腹に入れ、5時20分頃に登山開始だ。

 行きは地図右側の砂防新道コースを取ることにした。これは前回と同じであるが、歩き始めて直ぐにユラユラ揺れる吊り橋を渡る。右側に一番上が滝になっているが、その下は段々の砂防提が並んでいる景色を眺めながら、程良い傾斜を登る。水場とトイレのある林道と交わる所に出る。一息ついて直ぐ出発。登山道は道幅も広く歩きやすいが、林間歩きで見晴らしは良くない。

 以前に比べて道が整備されており、土止めや石を綺麗に敷き詰めて歩きやすいようにした部分がかなりあった。なんとなく味気ない面もあるが大勢の登山者が入るのでしかたがないことなのだろう。やがて甚之助小屋に着く。ここにも水場がある。こちらのコースを取る限り、水場が点在するので余計に水を持参しなくてもよい。


写真タイトル
雪渓のある室堂直下の登山道
 甚之助小屋を過ぎると、黒ボコ岩経由と竜ガ馬場方面から山頂に至る分岐に着く。距離的には黒ボコ経由であるが、あの辺りまで来ると疲れが出てくるので少し迷うが、竜ガ馬場経由がお奨め。前に黒ボコ方面へのコースをとったこともあるが、目に入る風景がまるで違う。

 道を右にとり白山への分岐辺りに来ると、南竜ガ馬場方面のキャンプ場や山荘が目に入る。この辺りの風景は絶品である。花も最盛期でいろいろな花が目に飛び込んでくる。相変わらず名前が覚えられない花音痴で申し訳ないが、花の種類や群生の多さでは、いままで出会った中で最大である。ここから山頂付近、帰りのコース、観光新道の尾根には花・花・花・・・で埋め尽くされている。

 この分岐からジクザクの登りになるが、整備過剰の遊歩道のような道が続く。やがて、黒ボコ岩方面からの道と交差するが、以前はここから急な岩の積み重なった道をあえぎながら登った記憶があるが、整備中とかで閉鎖されていた。



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御前峰から眼下に室堂
 左寄りに新しい道がつけられており、左手に大雪渓を見ながらの登り。石がゴロゴロして歩きにくいが、雪に冷やされて風を受けながらの歩きで疲労感を和らげてくれる。道中でも沢山の登山者に出会ったが、室堂に着くと大勢の登山者が集まっていた。現在、室堂のセンターハウスは改築中で中に入れない。臨時の小屋なども並び雑然としている。

 前回は、白山の最高峰御前峰を前に、天候悪化のため引き返したので、ぜひとも御前峰に行かなくてはと気がはやるが、かなり足腰に来ているので、ザックは置いて登ることにした。神社の右手から道が続いているが、やはり両側にはいろんな花が咲きほこっている。北岳で見たクロユリも大群生していて、これだけ多いと価値観というか有り難みが薄れてしまうほどだ。

 御前峰の展望も素晴らしいの一語に尽きる。目の前には荒々しい剣が峰(2677)が、その左手やや奥には大汝峰(2684)、それらを取り巻くように眼下には、いくつかの池が点在する。時間があれば、これらを周遊したい思うが、最終便のバスの時間が気になり、今回はここで引き返すことにした。

 帰りの道は、黒ボコ岩に出て、ここから観光新道コースという尾根道を取る。こちらは行きと違い見晴らしがいい。しかも尾根の両側は花で埋め尽くされている。花好きの人には堪らないだろう。しかし、私は疲労がピークに達しているので、道中で花の撮影で道草など時間をつぶしての歩きであったが、写真を撮る気も薄れてきた。

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御前峰より大汝峰方面
 途中、殿ガ池避難小屋がある。こちらは水場がない。ここで一息ついて、また長い尾根を下るが、途中2.3度いやな登下降を繰り返す。最後はだめ押しの急斜面の下り。膝がガクガクの状態で林道を横切る所に出る。ここにも水場があり、冷たい水が美味しい。ここから林道経由でも登山口に行けるそうだが、登山道で20分くらいだという。時計を見ると、最終のバス便に間に合うだけの余裕がある。しばらく、ここで休憩。

 休んだので疲れが取れるどころか余計に疲れが出てきた。ここからの下り道は、普段ならさほど急には思わないと思うのだが、足にきているので、やけに急斜面に見える。やっとの思いで登山口の別当出合に着いたが5時10分頃だった。バスは5時30分発である。

 切符を求めに行くと、1台目のバスは既に来ていて、何でも乗車次第で出発するという。行きは立ってきたが、帰りは何とか座りたい。中を見ると、まだ座席が空いている。休憩する暇もなく直ぐバスに乗り込んだ。

 最近は、中途半端な山歩きが続いていたせいか、かつ睡眠不足もあって、かなり疲労感を感じたが、天候に恵まれ風景に恵まれ、山歩きそのものは大満足であった。



東海北陸道・美濃白鳥インターから158号線を大野市へ。標識に従い157号勝山経由で白峰に。国道沿いに白山登山口の標識が出ているので右折。後は道なりで市ノ瀬まではいる。全舗装路。