最近の山歩き



横山岳 よこやまだけ (1131.7m) 滋賀県木之本町(杉野)
2000.10.27 晴     単独

滝
五銚子の滝
 今朝は久しぶりに冷え込んだようだが、低山歩きには丁度良い季節となってきました。横山岳は滋賀県木之本にある双耳峰をもつ穏やかな形容をした山で、標高はさほどないが、登りがいのある山である。

 網谷林道奥に登山口があるが、ここまで全線舗装路です。広い駐車場がありトイレもある。行きは滝のある白谷を登り、下山は三高尾根経由で鳥越峠からコエチ谷を下ってくることにした。

 登山口から歩き始めてすぐに水の流れる川原に出、ここを渡り流れに沿って登っていく。雨のせいか水かさが多いようで、何度も流れを渡る必要があるが靴を濡らさずに渡るのは難しい。途中の段差では滝のように音を立てて水が流れている。

 道中には、標識の出ている大きな滝が二つあり、最初に「経ヶ滝」と記された滝の脇を通る。道は段々険しくなってくるが、水で濡れた岩など滑りやすく、歩きにくい所が多い。次に落差のある五銚子の滝が右手前に現れる。ここで休憩し今までの疲れを十分に回復させておいたほうがいい。更に急坂になってくるからだ。

 ここで息を調え登り始めるが、道は滝の左側を巻いて一旦滝の上に出るようだ。この五銚子の滝からしばらくが今回一番の難所であった。本当にここでいいのか?と思われるほど直登の急斜面で、両手両足でよじ登らなければ滑り落ちてしまいそうだ。つかまるロープも設置してない。
 山頂
横山岳山頂

 下るに下れないので、そのまま登っていったらロープの設置してあるところに出た。何処かで道を間違えたのかもしれないが、ロープのある場所の方がやや斜面も緩い。緩いといってもかなりの急な登りが続く。木の根や岩につかまったりの急登だ。道が湿っているので更に滑りやすい。

 道の両側に笹やしゃくなげが目に付くようになると傾斜も緩くなり、まもなく山頂に着く。山頂は円形状の広場になっている。ガイドブックには気象計測の鉄塔などが建っていると書かれているが、そういうものはなかった。ただ、中に入れないように囲った小屋が一つ建っていた。

 山頂からは、天気が良いので、遠くは白山まで見え、反対側には琵琶湖が太陽に反射してキラキラ輝いているのが見える。

 帰りは三高尾根を下った。樹木に覆われて遠望は効かない。途中「スズメバチの巣があるから気をつけるように、音を立てないよう静かに通るか、右側の迂回路を通れ」と書かれた新しい立て札があった。迷わず迂回路を下山してきた。こちらの道もかなり急斜面だ。

 墓谷山との分岐になる鳥越峠でコエチ谷方面に入る。標識が出ているので行きすぎることはない。コエチ谷も急な下り道が続くが、途中から未舗装の林道となり、最後には網谷林道に出る。網谷林道を左へ行けば、直ぐに車を停めた場所に着く。


北陸道・木之本インター、または国道365号経由で木之本まで行き、岐阜県の坂内村方面に行く国道303号に右折。そのまま道なりに進み杉野集落に近づくと左手に「横山岳」への分岐標識が出ているので、それに従う。町並みの続く細い道を進み、更に山には左に分岐する標識が出ているので、そこを左折し網谷林道に入る。林道奥の白谷出会という所に、登山口の標識の出ているトイレ付きの駐車場がある。林道を含めて全線舗装路。
現在、県境で303号は通行止めとなっており、岐阜県方面からは入れない。