最近の山歩き



大洞山 おおぼらさん (985.1m) 三重県(美杉村三多気キャンプ場)
尼ヶ岳 あまがたけ (957.6m) 三重県(美杉村三多気キャンプ場)
2000.5.26 晴     単独

三多気キャンプ場ー大洞山(雌岳)ー雄岳(1013m)ー倉骨峠ー尼ヶ岳ー倉骨峠ー東海自然歩道ー三多気キャンプ場
山頂
大洞山雌岳山頂
 名阪・上野インターから368号を美杉方面に南下する。敷津の信号を左折して松阪方面に向うが、信号から2Kmほどの所にある杉平から左折して三多気のサクラ名所を目指す。更に奥に進むと、三多気キャンプ場があり、前に広い駐車場がある。ここまで完全舗装であるが、サクラ名所公園辺りから生活道など入り組んでおり分かりにくい。分岐を入ってから「三多気キャンプ場」を地元の人に聞くのが一番早いようである。

 最初の予定では、敷津の信号に出る前に、下太郎生というバス停付近から林道に入り、大洞山と尼ヶ岳の中間地点にある倉骨峠に車を置いて歩くつもりであったが、入り口を見落としてしまい、戻るのも面倒な気がして三多気キャンプ場から往復することにした。

 キャンプ場には立派なロッジ風の管理小屋らしきものが建っているが現在休業中のようで誰もいない。標識に従って大洞山を目指す。大洞山は大きなピークが二つあり、最初は雌岳985.1mに着く、ここからの眺めは良く眼前に大洞山の雄岳1013mが見えるのは当然としても、その右側には尼ヶ岳もよく見える。少し前方には倶留尊山や住塚山など奈良県側の山も手に取るようだ。

 雌岳山頂からの写真・左前方は雄岳、一番右側は尼ヶ岳である

  雌岳から一度下り登り返すと雄岳に着く。標高は1013mで雌岳より高いが、周囲を潅木に覆われて見晴しは良くない。辺りは山ツツジが満開で綺麗だ。

 ここから尼ヶ岳には何度もピークを登り返しての歩きになるので、下りで調子に乗ってスピードを上げると登りが辛い。セーブしながら歩く必要あり。雄岳を下っていくと、倉骨峠を通過する舗装された林道に出る。道の直ぐ前に尼ヶ岳へ階段状の道がつけられている。

 この辺りは石材が豊富なのか、大洞山もそうだが土止めに使われているのは木材や樹脂製でなく岩石である。耐用年数は高そうだが、これだけ整備するすのは大変だろうと、妙なところで感心してしまった。

 尼ヶ岳の山頂に近付くと笹に覆われた急登となり、今日の天気がうらめしく大汗をかきながら頂上に着く。山頂は台地場で広くなっており、お地蔵さんらしき石仏がある。ここは別名伊賀富士と呼ばれるようで、標識に書かれている。ここからの展望もすばらしい。
山頂
尼ヶ岳山頂

 山頂からの写真、後ろに見える山は通ってきた大洞山の雄岳である。写真では判らないが、山頂から大洞山を眺めていると、そこから登ってきたと感慨にふけると共に、又あの山の向こうまで戻らなくてはならないと思う気持ちが複雑に入り混ざる。

 倉骨峠まで戻り、ここから大洞山に登らず、左側を巻いて東海自然歩道がキャンプ場まで続いているので、そちらに行くことにした。アップダウンが少ないだけ楽である。道はやはり石や岩を敷き詰めた石畳の道の部分が多い。日の当たる部分は歩道部分にも草が生い茂っていて、余り人が歩いていないようだ。

 後半、桔梗平からキャンプ場まで舗装された林道歩きでつまらないが、それまでは日陰の苔むした石畳や両側から覆いかぶさるような潅木の道は幽玄の世界を醸し出し、歩くのが愉しい。

 取付き口を間違えたお陰で、愉しい自然歩道歩きも味わうことが出来た。


名阪国道・上野インターから368号を南下。敷津の信号を左折。更に杉平バス停前で左折し三多気のサクラ経由で三多気キャンプ場を目指す。駐車地点まで全舗装路