最近の山歩き



霊山 れいざん (765.8m) 三重県(伊賀町)

羽黒山 はぐろやま (290.8m) 三重県(関町)
筆捨山 ふですてやま (289m) 三重県(関町)
2000.4.23 晴     同行者3名

霊山
霊山山頂の石室
 久々のグループ登山、というより他メンバーは今年初めてということで、近隣の低山に出かけることになった。霊山は一昨年(1988.2.27)に霊山寺からのコースをここにも紹介したが、今回は反対側の田代池からのコースを選んだ。

 登山口へは名阪下柘植インターを出て左折する。道路脇に大阪の青少年野外活動センターへの標識が出ているので、これを見落とさないように行けば、センター前の田代池に出る。車は道路脇のスペースに止められる。

 霊山には東海自然歩道のコースとなっているので、道幅は広いが、コースの大半が土止めされた階段状の道なので歩きにくい。道中にはアセビの群生が白い花をつけている。中には樹全体が真っ白になるほど花をつけ満開状態になっているものもあるが、これからが見頃のようだ。クネクネした幹は幽霊のようで霊山に相応しい雰囲気を醸し出している。

 山頂まで1時間もあれば着いてしまうが、少しすり鉢状に窪んだ山頂には五輪棟や石室がある。やはりグループで登るより、ヒトにも遭わず単独で登る方が雰囲気的にいいようだ。
あせび
アセビの花

 一息いれて下山後、関町にある羽黒山と筆捨山に向かう。登山口としてガイドブックなどにはJR関駅からとなっているが、関駅前の信号を右折して鷲山の集落まで入り、その先の羽黒橋辺りの路傍に車を止めた。

 これから登る羽黒山は鷲山集落から見える風景が記念切手になったこともある。駐車地点から舗装された道を行くと、直ぐに未舗装路になる。しばらく進むと羽黒神社の鳥居が右手に見えてくるが、そこから参道(山道)に入る。巨岩の下に社務所のような建物がある所に出る。そこから右手に巻くように急斜面を登り詰めると羽黒山につくが、道中は300mほどの山とは思えない雰囲気がある。山頂には三角点とポールが建っているが見晴らしは良くない。

 ここから筆捨山に向かう。ここからの道は岩山を乗り越えたり、割れ目のような狭い洞窟状の所を通り抜けたりと、なかなか気が抜けないコースだ。ところどころ枝道があったり、道そのものが不明になっていたり倒木を乗り越えたりと、1000mクラスの縦走コースのようだ。

 難渋しながら進んでいくと、国民宿舎の関ロッジ方面からの東海自然歩道に出る。ここからは自然歩道なので道もよく、右に登り返せば筆捨山に着く。この山頂もあまり見晴らしは良くない。山頂で遅めの宴会後、下山するが、帰りは東海自然歩道を国民宿舎方面に下る。道は最後に舗装された車道に出るが、新池と関富士方面の分岐を関富士にとり、羽黒橋に戻る

 この車道に出る少し手前に櫓を組んだ展望台があり、ここに登ると関周辺が見渡せ、なかなかの景色だ、目の前には関富士と新池を挟んで観音山が見える。

羽黒山
羽黒山山頂
 羽黒山と筆捨山は初めてである。標高も低いので今まで馬鹿にして眼中になかった。しかし、羽黒山と筆捨山の間は、要注意箇所のコースで気楽に歩くつもりでいると大変なことになる。

 国民宿舎辺りから筆捨山を往復し、羽黒橋まで歩いて羽黒山を往復するなら、それほど神経を使うこともないが、筆捨山と羽黒山を直接行き来するのは、ある程度山慣れしたヒト向きである。

 標高300mにも満たない山であるが、山は標高で難易度を測るものではないと、つくづく思い知らされた山であった。


霊山へは下柘植インターを出て左折し、青少年野外活動センターへの道路標識に従って田代池前に駐車。池側に東海自然歩道の案内板あり。
羽黒山は亀山インターを出て1号線を進み、関駅前の信号を右折。小野川に掛かる橋を渡ってから左折すると鷲山の集落に入る。この辺りで眼前に羽黒山が見えるが、更に進んでいくと羽黒橋がある。更に奥に行き、正法寺山荘跡の分岐点辺りに車を停めてもいい。これより奥は未舗装となる。