最近の山歩き



富士山 (3776m) 静岡・山梨県
98.8.21 晴   単独

富士山頂パノラマ
富士山頂パノラマ

崩壊の激しい剣が峰
崩壊の激しい剣が峰
 「富士は登る山でなく、遠くから眺める山」とよく言われますが、確かに歩きの愉しい山ではない。日本で一番高い山ということもあり、駐車場には遠方からのナンバープレートも多く見受けられ、一般的に人気のある山のようです。

 登る山ではない、と言いつつも毎年出かけているのですが、今まで全て夜間登山でした。昼に登ったことが一度もないので、今回は昼間の登りです。  
 いつものパターンで前日の夕方発で、車中ですが十分な仮眠をし、5時頃から登り始めました。この時間帯でも登り始める人がいるようで、夏山に関して富士山は24時間人が動いているようです。

 山頂まで、途中休憩や食事など含めて6時間ほどかかりました。これは夜間登山でも同じような時間ですが、寝ないで登るのに比べると疲労が少なく、高山病もどきの頭痛などは全くありませんでした。
 全行程、火山礫で踏みごたえのない道は歩きにくく、特に夜間は足場がよく判らないので、それだけ体力も余計に消耗するのでしょう。

 観測所のある最高峰剣が峰は崩壊が進み、そのうちに観測所なども崩れ落ちるのではないかと思われるほどです。登山道も毎年微妙に違っているようで、途中の小屋周辺なども「確か昨年はこんな道でなかった」という所が何ケ所かありました。

 今年は天候が不順ですが、下界は雲が垂れ込めていても、天上は雲一つない快晴でした。途中の山小屋は、いずれも屋根に蒲団が満艦飾といったところです。

 
絶好の蒲団干場
絶好の蒲団干場
今回の登山道は静岡県側、富士宮口新五合目からです。山梨県側、河口湖からの方が一般的で登山者も多いのですが、名古屋からだと少し遠回りになります。

 登山所要時間も富士宮口からが一番短く、また最高峰、剣が峰にも最短コースになっているのですが、地形の関係でご来光が8合目か山頂でないと見ることができません。ご来光が目的なら河口湖側のコースが適しています。

 夜間登山はご来光を見るのが目的の一つですから、9合半辺から日の出前は人並みで大渋滞します。山頂に近づくと道幅も狭くなり、酸素も薄くなって皆足取りが遅くなって前に進みません。
 特に土日は、時間的に余裕をもって行かないと、たとえ体力に余裕があっても予定の時間に山頂に着くことが出来ません。


 東名・富士宮インターを出て直ぐ富士宮道路(\200)に入る。そのまま進み、富士登山口の標識に沿って右折。しばらく行くと曲がりくねった登り道となるが、ここは夜間霧が出ることが多くスピードオーバーにならないよう注意。(今回、濃霧の中、トラックと乗用車との事故目撃)
 途中で富士山スカイラインに入るが、ゲートはあるものの現在無料となっています。お盆前後はスカイラインには入れず、ここからシャトルバスに乗ることになりますが、その他は土日であっても入れます。

 一度土曜日の夜行ったことがありますが、当然のごとく駐車場は満杯で、かなり手前の路上に駐車することになり、1時間以上余分に歩くことになる。
 たとえ学校の夏休み期間であっても、木曜日夜に着く場合は、一番上の登山口直下の駐車所に停められました。